クールな君が好き。
第3章
遠くでしか見ることが出来なかったキミ・・・
だけど、今は魂だけお化けだけど
僕は信じる 君と過ごした、この時間
ーーー・・・忘れないこの気持ち。
第3章
「約束」
翌日、今日は終業式。
朝起きたら彼女の姿がなかった。体に戻ったのだろう・・・・
これでよかったんだよな・・・
「知ってるか?姫がーー・・・」
氷羅たちの声が聞える
「もう、噂だよなーあんな、事故だったのに。」
そんな声を耳にしながら僕は教室へ向かう
教室前には鬼姫と荒田の姿があった。
「元気になって本当、よかったな葉那。
すぐに動けるようになったらしいじゃん?」
「そうなんだよなあ・・?」
「今まで何処かで生きてたみたいにさ?」
「なんか分かんないけど・・・体が軽くてさ?
怪我の傷ぐらいだよ、痛いとこ・・。」
え・・?
鬼姫・・・僕といた時間記憶にない・・?
僕はそう思うと走って教室の中に入った
「ん・・・?南・・・南!あのさーー・・・っ」
鬼姫が最後まで南都を呼ぶ前に
荒田が声をかけた
「・・あのさ。俺、葉那が退院したら言おうって思ってさ
俺・・・葉那のこと好きなんだ。付き合ってくれるか?」
「・・・え?」
彼女は女の子のようなういういしい顔でときめいた
しかしーー・・・・彼女は荒田のことが気になってるはずなのに
「なんか、荒田からいわれんの、初めてじゃない気がする・・」
「え・・・?俺、一度しか・・?」
「それに・・俺、よくわかんないけど、大切な何かを失ってる
気がするんだ。だからー・・ごめん荒田。」
昼休み
僕はいつもの場所へ歩いていく。
そんな後姿を鬼姫がみていた
「・・・南?」
・・・俺、忘れちゃいけないこと忘れてる気がする
俺は・・・南のこと・・?
「忘れてる。」
僕の勇気も僕の告白も。
「僕の馬鹿。全部、夢ーー・・・・。」
1人でそうつぶやいてると
足音がこっちにやってきた。
南都のトコにやってきたのは鬼姫だった
「おい、きいてんだろ、南・・っ!」
鬼姫ーー・・・
「あっち・・いけよ。」
僕は悲しい表情でそう答えると
鬼姫がいきなり倒れこんだ。
「・・・っ!」
え・・・?