クールな君が好き。
遠くでしか見ることが出来なかったキミ・・・
だけど、今は魂だけお化けだけど
僕は信じる 君と過ごした、この時間
ーーー・・・忘れないこの気持ち。
第2章
「テストと僕」
テスト2日目
「あのさー、南?せっかく教えてあげてんのに
全然、聞く耳もたねーだろ。」
それはーー・・・
「もしかして、昨日のこと・・
怒ってんのか?」
・・・
そこへ荒田がやってきた
「あ、南。こんなとこにいた。
葉那の見舞い行こうって思ってさ?
一緒に行かないか?」
「え・・・あ、うん。」
僕は少し行きたくなかった
だって、荒田は鬼姫が気になってる相手だから
だけど、そんなの言えない
誰にも鬼姫が好きなんていえないーー・・
そして、病院についた
そこには
「お母さん・・・。」
鬼姫の母がいた。
「本当ですか?心拍数がたまに
上昇するって話はーー・・・!」
お医者さまと話してる様子だった。
今日も僕たちは眠ってる彼女をガラスごしからしか
見ることが出来なかった
「葉那・・・。」
「・・・本当だな。悲しむヤツは
他にもいるんだな・・・。」
鬼姫ーー・・
そうだよね、僕以外でもいるんだーー・・
「そう・・だね。」
僕はそう言って苦笑いで答えた。
すると、彼女の心拍数が上がった
「葉那、起きて!」
鬼姫の母の声が響く中、彼女は
何を思ったのか、本体がある部屋へ壁を
通り抜け、そっちに行った。
鬼姫、いつのまにそっちに・・?
「俺、戻りたい・・この体に
心配してる皆に元気な姿見せたい・・・
お母さんに荒田にお前にも・・。」
え・・・?
しかし、心拍数は元の位置に戻り・・・
魂の彼女は体に入ることなく1日が終わってしまった。