翌日。

俺はそそくさに電車に乗り、哉の家に到着した。

家の前には1人の男らしき人が

うろちょろしていた。


「・・・?」


あやしいものの、俺はあの家に帰らなくてはならない。

足を進めると、男は俺に気がついたようだ。


「あ、やーくん!」


・・・ってかなちゃんかよ!

おどおどして、心配した。

彼はそう言いながら俺に抱きついてくる。

このぬくもり、この感触。

俺はもう二度と哉とは離れたくない・・・

そう思った。


「かなちゃん・・あのさ、大事な話がーーー・・・」


あれから2年がたった。

俺は大学を行くのをやめ

かなちゃんの家元で極道の道を進むことにした。

かなちゃんの近くにいたい。

それだけだった。

哉ちゃんは狙われてる身。

失いたくない愛する人を守るため、

俺は哉ちゃんの護衛になったのだ。


「なぁー、夜那。」


「なんでしょうか、哉様?」


「だからー、2人きりの時はぼっちゃん扱いやめようぜ?

言葉使いも無し~!恋人・・・じゃん?」


「・・・はいはい。哉夜。」


「なら、よし!」


笑顔で言う彼に俺も笑顔で返す


『好きだぞ、哉夜。』


そう思いながら

始まりは女の子と思った大好きな君の笑顔。

君の笑顔を守るためならーーー・・・




おわり