第5話
 「もう1人の最上級使用者」
後半

この国は色の世界である。



10色の世界から成り立っている
キルが里から出たがっていたのは知っていた
けれど・・・

王子様「キル・・・そんなに里から出たいのか・・?」

嬉しい姫君「うん!」

僕はにこやかに返事をした

王子様「そうか・・・そうだよな・・・
水の人だもんな・・・出してやるよ。」

姫君「本当?」

困った王子様「あぁ・・。」

でも、師範の優しい顔は悲しい目になっていた。

王子様「では、行こうか?」

師範は僕の手をにぎった
やっと帰れる・・・これでいいんだよね?
2人は風に舞い、里の出口付近にいた。

困った王子様「他色に行く時は私服で行くんだ。」

忍者服だとすぐに紫の住人と分かってしまう。
紫は水に敵対する種族。
忍者を見ただけで水だけではなく、
他色さえも皆は逃げるのだ。
だから、レイは私服で黄色へ行っていたのだ。

そこへ大急ぎでこっちに向かってくるミイナがやってきた
もちろん私服だ。

ミィナ「師範!緊急ニュースです~。」

困った王子様「なんだ?」

ミィナ「これ見てくださいです~全色の看板に
あったんです~」

それはキル・ギルドの捜索願だった

『捜索願い 水 魔法研究所 魔法発明家ギルド家
第1発明者キル・ギルド
探し出したものには精霊虹の素材あげます』

写真もくっきり載っていた。
魔法の帽子とマントはおった写真が・・・
って虹の素材あげますって
この体じゃレインだせないし無理だよぉ

王子様「キル・ギルド・・・。」

ケイは彼女の写真に手を当てた

照れの王子様「キル・ギルド・・・水・・。そうか、彼女なのか・」

ミィナ「師範?」

王子様「ん?」

ミイナは僕を見てこう言った

ミィナ「この子と同じ名前です~。」


困った王子様「そういえば・・・色も同じだな。」

ミィナ「ギルド家ってたしか師範と同じ上級魔法
使える一家ですー。まさか、この子じゃないですかー?」

ケイは僕をみつめこう言った

困った王子様「いや、違う。」

え・・・?
僕はびっくりして声も出なかった

王子様「こんなチビじゃなかった。」

ミィナ「師範、会ったことあるんですか~?」

王子様「あぁ・・。」

え・・・?

困った王子様「あの時は見かけただけだが、その時は帽子もマントも
はおってなかったしな。まさか魔法使いとは。」

あの時とはたぶん僕が魔大へ行った2年前だろう
女の子に囲まれていた彼は僕をみた。
だが僕は彼を見ていない
知らないのも、とうぜんであるーー・・・

ミィナ「師範、虹の素材です~探すです~」

王子様「あぁ・・だが・・変だな。虹の者は居ないと言っていたが
野生でも捕まえたのか・・?聞いてみよう・・・。」

ケイはキルと一緒に水の町へ行くことになった

困った王子様「そうだ、キル。水についたら家に帰ってもいいぞ?」

僕の家は魔法研究所ギルド家

困る姫君「魔法研究所までついてくよ・・・。」