第15話
 本当の気持ち

景は姫の家に来ていた。

俺は姫の母親に事情を説明した。


「と、いうことなので・・・

俺・・何処で寝れば?」


「珍しいわね、零くんが姫以外の女を連れ込むなんて。

あ、寝る場所?姫と一緒でいいわよね、父さん」


「あ?」


え・・・あ


「それは困ります・・。別の部屋をーーー・・・」


「いいのよ、全部零くんに聞いたから。

昔、零くんと付き合ってると思ったら今度は景くん。

あの子もやるわね。」


・・・言ったのか、零!

俺はおばさんに後押しされ2階へあがる。

おばさんが去った後俺は姫の部屋のドアの前で座ってしまった。

どうしよう姫に合わせる顔がないよ・・・


「はあ・・。」


なんて思っていたらドアが開いた


「あ・・・。」


「景くん・・・ベランダから零くんに聞いたんだけど・・・

私の家に泊まるんだって?」


姫だ・・・。

俺はたちあがりこう言った


「いや、おばさんたちが・・・ここで寝ろって・・・。

本当だよ?」


「こ、困ったなあ・・ベット1つしかないよ・・。

って当たり前か。どうしようか・・?景くんっ・・・。」


どうしようって言われても・・・

あーもう!何回も来たはずなのに緊張するよー


「床でねるから・・・っ」


「でも、寒いよ。布団も1枚しかないし・・・。

お母さんに言ってみるしか・・。」


・・・

あ、そうか!


「俺の布団もってくる!」


景はそういいながらベランダへ出る。


「あ・・。」


そこには零がいた。


「零・・。」


「来ると思ったよ。これだろ?」


と、差し出したのはコンドームだった。

ソレを見たとたん、俺は怒鳴った


「布団だってば!!」


「いちおう1個はもっておけって良夜がさー

うるせーんだよね。」


「無視かよ・・・っ」


「やっちゃえよ。バージンとチェリー同士さ、やるから。」


「だから、俺はーーー・・・。」


布団をーーー・・・

そこへ姫もベランダにやってきた。


「2人とも何話してるの?」


ひょこっとやってきた姫に驚く双子。

そのひょうしにコンドームは投げ出され・・

気づいた時には景の手元に


「あ・・。」


コンドームを受け取ってしまった・・・


「うーんうーん」


「ねえ、景くん布団は?」


あ・・・忘れてた。


「どうすっか。」


「どうしよう?」


時間だけがこくこくと流れる。

その時、姫がたちあがり、いきなりぬいぐるみを

俺になげてきた


「え?」


それは俺がクリスマスにあげたぬいぐるみだった


「景くん気づいてた?」


「何?」


「ほら、ここのピンだよ。」


姫はそう言いながらピンを指でさした

確かめようと俺は姫に近づきピンを見た


「俺のKが上になってる・・・。」


「うん・・。好きな人は上でしょ?」


ずっと零のRが上だったのに・・・

いつから俺のが上に・・・?

知ってた?景くんのこと好きって気づいた時から

なんだよ・・・


「ちょっ・・景くん近すぎ!」


「あっ」


俺はそういいながら姫からはなれる


「いや、その本当俺でいいのかなって思って・・・

自信なくなってきたよ・・

好きだったのにずっと・・。」


ふとベランダをみるとそこにはピースする零の姿・・・

って・・・紀羅いねーじゃんか

くくーっあのやろー

俺と姫を2人にさせる口実かよ!


「景くん・・。」


俺はカーテンを閉めた。


「こ、これであっちからはみえねーな・・。」


「景くん・・はじめて私に好きって言ってくれた・・・。」


!!


「あ・・・う・・っ言うな、ばか!」


「むーっ。」