心は凍っても目の奥で俺は見ているーー・・・
惑星に居た、あの日ベルシナはゴムを忘れ
髪を下ろしたまま学校にきたんだ。
そして、いつもの通りに屋上にベルシナはやって来た。
「あ、またあんた。ココにいる事誰にも言ってないよね?」
「うん・・。」
「そ、そっか。なら、いいんだ。じゃ俺寝るから・・。」
そう言ってアガナはベンチに寝転がってしまった。
まるでベルシナから避けるように・・・
ーーー声が聞こえる。あの時と同じ声・・・
「アガナ?アガナ、起きた?」
「はい。おはよう。」
「おはよ。」
ニコッとベルシナは笑ったが。
アガナは眼鏡をベルシナから取ってしまった
「え?」
「眼鏡、何でしてる?」
そう言って彼は自分にかけてしまった。
彼の情報が入った眼鏡を。
「えっと・・あなたのデータプログラムだから・・。」
ベルシナがそう言うと彼の目が赤く光った。
「・・・俺は・・。」
え・・?
「俺は2ヶ月前に発見された人間。
しかし、氷の様に心を閉ざした人間。
なので目のところにプログラムを仕込んだ・・
再び、心が分かった時、
あの子が知ってる人間に戻るだろう・・・。」
「アガナ?」
ベルシナが名前を呼ぶとアガナは眼鏡を外した
「俺は・・わからない。思い出せない・・
初めて、ベルシナに会った時からしか・・。」
キミは・・惑星Kで作られた感情を教えるロボットじゃないの・・・?
あなたは一体・・何者なの?