私はベルシナ。

3ヶ月前、私が住んでた惑星が隕石により破壊された。
助かったのは私だけ・・・ってずっと思ってた。
そんな私を助けてくれたのは今、乗ってる戦艦・・・。
私に任されたのは感情を入れるロボットアガナ。

第2話

 「笑って」編

閉じ込められていたはずのシャッターが重く開いた。


「アガナ・・・。」


「助けに来た・・・。」


まさか、アガナが来るなんて・・


「起動してないのにな・・でもありがと、うれしい。」


ベルシナはニコッと笑って言った。

その笑顔にアガナの目が光る


「助けてくれてありがとう アガナ。」


彼女は彼に抱きついた。


「・・いえ。あなたの危険性が高い為・・・」


「危険性ね・・・っ」


とベルシナは彼から離れた


「ここは揺れを感知するとシャッターアウトする。
あなたはここにいた。閉じ込められている。だから、来た。」


そう、だよね・・・


「でも、無事でよかったです」


彼はそう言ってぎこちないけれど、笑ったのだ。


「今・・っ笑って・・・!!」


プログラム内じゃ1回も笑って見せてなかったのに・・・!?


「はい。笑ってみました」


「まだ、ぎこちないけど・・いっか。」


「はい。あなたに会えて嬉しいので・・・。」


「そう・・・。」


私に会えての笑みがその程度なのね・・・
でも、よかった。笑ってくれて・・・
私はあなたの笑顔が好きだから・・・・
2人はジョーカー達がいる部屋に帰ってきた。


「先輩、平気だったんですか。」


「えぇ。」


「そういえば、大変なんです!アガナが!!」


ウィーンと扉が開いた。アガナがやってきたのだ


「彼が助けてくれたのさ。」


「先輩・・彼・・もしかして?」


「うん?」


「先輩、ちょっと いいですか?」


そのアガナを見てジョーカーは何を思ったのか、

いきなりベルシナに抱きついた。


「え?ジョー?ちょっと!?」


その2人の姿にアガナはじっと見てる。
アガナの目に映るのはカラーに写る嫌がるベルシナの後ろに黒い男。
ジョーカーの姿はしっかり見えていなかった・・・


「何なのさ!」


「ジョー、いくら先輩がーー・・・」


「いや、ちがっ・・!」


アガナの方から機械音が流れることに3人は気づいた。


「え?」


そして、アガナは苦笑いでこう言った。


「幸せに・・・。」


「え・・アガナ。その笑い・・・。」


ベルシナはジョーカーのお腹にひじを当て


「先輩・・痛いです・・・。」


アガナを追いかけていった。


「アガナ・・っ」


「僕、寝ます・・・。」


そう言って彼は起動するまで入っていた箱の中へいってしまった。


「先輩・・・。彼、いつでも起きてられるんですし、
そのメガネいらないんじゃ。それに・・・なんですよね。」


キイナはベルシナにそう言った。


「え、なになに?」


「あ、いけない。クセついちゃって・・このメガネ
アガナのプログラム内入るためのだったーー・・」


ベルシナはそう言ってメガネを外し


「さてと、今日のこと艦長に知らせなきゃ。そしたら私も寝ようっと。」


彼女はデータを持って艦長の居る部屋に嬉しそうに歩いていった


「先輩、たのしそ。」


「この部に配属されてからですよ・・。」


この部・・ロボットである
アガナの世話、データ管理をする部である・・・。