第4話
クリスマスプレゼント
もうすぐ2学期も終わりが近づいていた。
そんな時、姫が双子の兄弟の部屋に入って来た。
「ねーちょっと、いい?2人とも・・・」
『ん?』
2人はババヌキで遊んでいた。
「ちょっと景君、買い物行こう?」
「お、俺!?」
景はびっくりして持っていたトランプを落としてしまった。
2人は外へ出かけ、買い物へ。
「あ、もうすぐクリスマスだっけ・・?
あー・・・・プレゼント買いに行くんだな?」
「うん。零君には内緒で渡すんだ。」
だから、俺と買い物か・・・
「ま、いいけど。」
どうせならさ、お前へのプレゼントも一緒に買おうかな?
「姫の欲しいもんないの?なんでも買ってやるよ?」
景がそう言うと彼女はキョロキョロと探していた
「あ、あれカワイイ・・。」
ボソっと出た言葉に俺はすぐに反応した。
可愛いと言ってたのは、
UFOキャッチャー内にある人形だった。
もちろん、俺は取れるまで挑戦するが・・
やっぱり取れなくて・・・・
「景君、もういいよお」
「・・・っ!と、とれるまであきらめない・・。」
あきらめたら姫への想いもあきらめたようで嫌だった。
だから、とれるまで頑張るって決めたんだ。
姫が零にあげるプレゼントは
「これがいいかな?
零君と景君1個づつで・・。片耳づつ付けて。」
「これピアスなんだけど?穴開けんの?」
せめてイヤリングにしようよ・・
「いーじゃん。」
と笑って答える姫に景はドキとしてそっぽ向いて答えた。
「いい、けどさ。」
そんな楽しそうな2人を遠くで見つめてる男がいた・・・。
そう、零だ。
「・・・。」
「もう!いきなりデートしたいっていうからなんだと思ったよ?」
桜も一緒に来ていた。
「え、あ・・うん。」
楽しそうに姫と景の姿を遠くで見つめる零。
「そういえば、もうすぐ・・・」
「え?」
「クリスマスだよ。欲しいの買ってあげよっか?」
クリスマス・・?
もしかして、姫・・あいつ景と買い物行ったのは・・・
「ねー、これどうかな零~?」
と、桜がもってきたのはピアスだった。
それは、姫が選んだピアスと同じピアスだった・・・・。
姫は零と桜が一緒に来てる姿を見つけてしまった。
「あ・・。」
「姫・・。」
「あ、2人も買い物?」
景がすかさず、そう言った。
桜がもってるピアスは姫が双子の2人の為に買った
ピアスと同じ・・。もってるピアスを見てしまった姫。
「あ、それ・・・。」
クリスマスプレゼント・・・?零君にあげる・・?
「景君、ごめん。私、帰る!」
彼女は泣いてそう言って帰ってしまった
「行っちゃったよ、彼女?」
桜は知らない。零は姫の事好きだって。
「彼女・・違うっ。ただのプレゼント・・・クリスマスの為の。」
「クリスマス・・やっぱり、あいつ。内緒で俺に渡そうとして・・・
景と買い物、行ったんだ。」
そんなの分からず、零は2人が気になって見に来ちゃったんだ。
「そう、でも・・そのプレゼントは・・。」
桜がもってるピアスは、姫が双子の2人の為に買った
ピアスと同じ。それを見てきっと、姫は桜が彼女だって
零の彼女だって察したんだ・・・。