第2話
彼女の正体・・・・
目を開けたら、ちゃんと地面にドンっと着地している。
猫耳と尻尾を出しながら まるで猫のように・・・
そんな着地を見ていた、さんぽ途中の告白したあの先輩。
「ギルド?」
声をかけようとした瞬間、彼女は倒れてしまった。
誰かの呼び声が聞こえる・・
「ギルド!」
目を開けて見ると、そこにはケイがいた。
ここは・・僕の部屋?
「なんで、皆・・ボクの部屋に?」
キルは学生寮に住んでいる。
彼女の部屋には男たちがたくさん集まっていた。
「なんでってこっちがききてーよ。屋上から落ちたのにさ
すり傷だけでピンピンしてるし・・それに。」
え・・?
「なんだよ、それっ」
「へ・・?」
キルは確認した。猫耳も猫の尻尾も出たままだったこと
「動いてるし・・本物か?」
ふりふりと動く尻尾を見て、そういう男子たち。
「まさか・・落ちたショックで猫化したとか・・・。」
「いや、それは猫のまま落ちてきたし。」
すぐに落ちてきたを見ていた先輩が答えた。
「ギルド・・。」
ケイがそんな彼女を見て、そう言った。
中学じゃ見たことない彼女の姿におどろいたのだろう・・・
幻滅・・したよね?こんな僕の姿。
「すっげぇ・・・可愛いっ」
ケイは笑ってそう答えた。
え?そんな事、言わないのに・・・
僕はびっくりして耳をたててしまった。
すぐにその耳はたれさがるが
「で、でも・・ずっと隠してきたのに戻らなくなった・・。」
そう、見つからないように隠してきた猫耳と尻尾。
けど、今回は出たまま。
「隠してきたって・・今回が初めてじゃねーの?」
出たのは子供の頃からずっと。みんなが知らないだけ。
「で、なんなんだ一体、その耳と尻尾は?」
「えっと・・・・」
彼の質問に答えようとしキル。
次の瞬間、誰かが毛糸のボールを放り込んだ。
キルはその毛糸にすぐさま反応して遊んでしまった。
そんな猫みたいな彼女を見て、
男子達はちょっと照れながら彼女を見ていた。
男子たちの目線に気づき、キルはすぐにやめた。
耳と尻尾を立てながら・・・
「へー。猫になるんだ。
落ちた時に猫になって助かったんだな・・?」
「・・うん。」
萌える男子たち。そこにいた会長が口を開く
「こんなん、バレたら、また男ふえるわな・・・。」
「それだとさ、お前が嬉しい時とかさ、
すぐ分かっちゃうよな・・。」
先輩はそう笑いながら言った。
僕は恥ずかしくて耳がたれてしまった。
「ほら、耳たれたっ!悲しいのかな?」
そんな2人のやり取りを無言で見ていたケイ。
