ケイに呼ばれて、ジンクスのある屋上に来たキル。
彼女は柵のあるとこに手をあて、待っていた。
「今夜は満月だね・・誰か来るかもよ?」
「ねぇ、あそこ見て!」
屋上の出入り口の近くにいた2人の悪そうな女が見ていた。
「あれは!ブルーが君と同じ中学のギルド!!??」
まさか・・ねぇ。ジンクスなんて彼が信じるわけが・・ねえ?
「そっか・・それが答えか・・。ギルド。」
声に気づき、振り向くとケイがいた。
「満月の夜、ここでキスすると両思いになれるジンクスなんだろ?」
先輩の作り話だけど・・俺は・・
「そうみたい、だね。」
「俺は信じるから。」
え・・?疑問に思った次の瞬間、彼はキルの唇にキスをした
そんな2人を見ていた彼女たちは2人に近づいてこう言った。
「ブルーガ君!なんでギルドとキスなんか・・っ!?」
見られていた事に気づかなかった2人。
「まさか・・ギルドの事・・なわけないよね?クラスで一番成績悪いし!」
あっ・・僕が気にしてる事バシバシ言って・・
そりゃあ、偏差値の低い高校だけど・・
「・・・はは。」
ケイは顔を隠すように笑い、いきなり私にこう言って屋上から出てってしまった。
「冗談だよ、バーカ!じゃあな!」
冗談・・わかってさ、からかわれてたくらい・・でも、ショックだなぁ。
そうだよね、彼はいつも僕をからかっていたんだから
「さーてと、あんたには仕置きしないとねえ?」
「え・・?」
「ブルーガ君とキスしてたんだから」
・・そう、彼はこんな偏差値の低い所に居る場合じゃないほど頭が
いいのだ。それと同じくらいケイはモテるのである。
「そうだなー柵ごえなんて、ど?」
「え・・?」
柵ごえ・・?こんな暗闇の中やるの?
僕は、彼女たちの命令にそむくことなく、柵をこえていた。
「こう?」
「はじから、はじまで歩いてよ!歩いたら許してあげる」
怖い・・1歩1歩が暗くて足元が見えない・・。
ゆだんもなく、キルは足をすべらせ屋上からすべり落ちた。
「ひゃあああ」
「え・・嘘でしょ!?」
彼女はなんとか、はしにつかまったが、それも時間の問題。
「人、呼んでくる!」
と、1人の女が屋上の出入り口のドアを
開けようとしたが重くて開けれなかった。
屋上の出入り口が開かなきゃ、助けなんて呼びにいけない
「あれ?開かな・・ってブルーガ君?」
ドアのところにはケイが座っていた。
「なんだよ・・・・・。」
悪そうな女はまゆが垂れている彼に事情を話した。
「はあ!?」
彼とその女は急いで落ちそうな彼女のもとに駆け寄る。
「死んだら絶対に一生ゆるさねえっ!」
そう、悪そうな彼女らに言ってるブルーガ君の声が聞こえたけれど・・
僕・・・もう駄目・・っ!
「--っ!」
キルの体は下へ落ちていく。