子猫な彼女

第1話
 満月の夜には・・・

私はキル・ギルド 
高校に入ったばっかの新1年生。
やっとの思いで入った高校は去年までは男子校だった朔夜高校。
女生徒は僕を含め5人である。実は僕、秘密があるの。
それはーーー

セイ先輩「へー・・ギルドってキス・・したことないんだ?・・ふーん。」


そう言ってきたのは、3年生のセイ先輩だった。


笑顔の先輩「じゃ、俺としよーよ?」


彼はそう言いながら、キルのあごをつかみあげる


驚く姫君「えっ!」

そこに、そんな2人を見ていた1人の男がやって来た。


怒りの王子様「・・・っギルド、ちょっと来いよ!」


そう言って来たのは、ゆいつ、僕と同中で去年一緒に卒業した、
初恋の男の子、ケイ・ブルーガ
中学の時は僕のことをいじめ、からかっていたのに・・・・


姫君「え?」


キルはケイに手を引っ張られ、資料室に連れてかれた。


真面目な王子様「アイツに言ったって事は俺じゃねぇーのかよっ」


彼はキスが出来る距離まで顔を近づけ、
彼は少し怒ってるような顔でそう言った。
え・・っ
次の瞬間、キルの唇が奪われた。


照れる姫君「ん・・っ」


からかっていたブルーガ君なのに・・どうして僕にキス・・!?
ケイは僕を押し倒して首にキスをし始めた。


照れる姫君「ちょっ、あの・・?」


僕の頭の中は混乱するばかりだ。


真面目な王子様「お前の処女 俺が貰う」


ケイはニヤリと笑いながらそう言った。
彼のYシャツの第1、2と外れた胸板が見える姿に
ドキドキしながら僕は思った。
え・・何言ってるの?


姫君「ヤダ・・」


怒りの王子様「あ?」

だって僕・・本当は猫人間なんですっ
人間の姿をもつ 
心は子猫・・耳&尻尾が出てる時は猫そのものになるの。
なんて、そんなの誰も信じるわけがなくて、今まで隠してきたんだ


照れる姫君「だって・・カレカノじゃないし・・好き同士じゃないし・・。」


怒りの王子様「死ね、バーカ!」


そんなキルの言葉にカチンと来たのか彼はそう言い残して
資料室から出てってしまった。
本当は僕と違う高校に行くべきの人。
朔夜高校はすごく偏差値が低い高校なのだ。
それなのに僕と一緒に彼、ケイはここに入学した。
もう今年も終わりなのに・・ちっとも意味不明だよっ!


「あの子カワイイよな ねらちゃおかな~」


「でも、10人くらい狙ってるって聞きますけど?」


ケイとその友達の会話が聞こえる。
その目先には5人しか居ない女生徒2人がいた。
可愛いと言っていたのはキルよりも背が低い
ウェーブのかかった女の子、ミーナ・ニコル

「知ってるー?満月の夜に寮の屋上で 
キスすると両思いになれる ジンクス!」

そんな声が聞こえたのか、ケイとその友達も、そんな話をしていた。


「あー・・そういえば会長言ってたな・・

女生徒集める為のでっちあげって
ま、女どもは信じるだろうけど。」


王子様「・・・。」


だまって聞くケイ。
ジンクス・・僕には関係ないなあ・・たとえ両思いになっても
この猫姿見たら・・きっと引いちゃうもん。

そう思いながら廊下を歩いていたら先輩とぶつかってしまった


セイ先輩「うわっ!」


先輩はキルの上によつんばいになってしまった。


姫君「先輩・・・?」


いつまでもどかない先輩に疑問に思っていたキル。
次の瞬間、先輩は僕にキスをしてきた。
静かに唇からはなれる先輩の唇・・・・・
2人のキスシーンを見てしまったケイ


笑顔の先輩「・・ギルド・・好きだ。俺と付き合ってくれない?」


え・・?えええ!?どうしよ僕・・っ!
なんて思っていたら、いきなりケイが先輩に蹴りを入れた


怒りの王子様「キスしてんじゃねー!」


セイ先輩「ケイ!」


先輩はそう言って、立ち上がり去っていった。

僕も立ち上がり彼にこう言った。


照れる姫君「なにそれ?自分は無理やりキスうばっといて
・・・・処女も無理やり・・未遂だけど。」


真面目な王子様「うっさい!で、その・・お、お前・・・・・・っ!

先輩と付き合うのかよ!?」


それは・・・


困った王子様「先輩と付き合わねーなら、今夜 寮の屋上に来いよ!」


え・・?寮の屋上?ジンクスのある、あの屋上?


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