私は蒼木早苗 あおき さなえ
わたしのクラスには皆には人気高く、
ぼっちゃま的な男の子、河原 優 かはら ゆう がいる。
私は気になってないけど・・
私といると変なのだー・・・なぜかというと・・・
「あのさ、蒼。」
「え?」
同じクラスの男の子が話しかけてきた。
優はまだ国語のプリント出してないらしいので
早苗におねがいしたのだ。
「河原君。」
そう言いながら私は、彼の元へ歩いていく。
目が合った瞬間、彼の顔が真っ赤になり・・・
「えっと・・プリント・・。」
鼻血が、どばっと出て彼はすぐに鼻を押さえる
「あの・・」
そして、すぐに逃げるように彼女の元から去っていく。
「・・・。」
私といると、なぜか鼻血は出るのだ・・。
「なんで、早苗だけなんだろうな?」
さっき、プリントをたのんだ彼がそう言った。
ーー・・なんで、私の前だけ赤く染まるんだろう・・?
その日の帰り道・・私は男友達の沖 おき と帰っていた。
あのプリントを頼んだ男の子だ。私と同じくらいの背の高さ。
クラスの中で一番、ちっこい男子。
「私、すっごく心配だよ・・。」
「え・・?」
「出血しすぎて、死なないかって・・。」
心配そうな顔つきで早苗を見る沖。
「蒼・・。」
「じゃ、私、こっちだから。」
「おうっ。」
と、沖と早苗の家は違う方向の為、早苗は分かれ道へ行くと
「あ、蒼っ後ろ!」
え・・?
私は後ろを振り向く前に、誰かにぶつかった。
「わ、わりぃ・・。」
そこにいたのは、いつも笑顔な私と同じ写真部の先輩だ。
一瞬、彼女の鼓動がおおきくなった。
びっくりして出た、心臓音だろう。
「あ、いや!平気です!」
「さな・・こいつ誰よ?こんな・・チビ・・?」
と言いながら先輩は、沖の頭をなでる。
「クラスメートっす!!」
クラスメイト・・沖の顔が少し、しょんぼりした。
「そうだ、さな。写真撮りに何処か、よっていかないか?」
先輩がそう笑いながら、言った。
「は、はい!」
早苗は沖をおいていき、先輩と2人で一緒に行ってしまった。
ーーー・・・蒼、もしかして・・
「アイツの事、好きなのか・・?」
沖の後ろから声が聞こえた
「そう・・みたいだよなぁ。」
って・・!沖が後ろを振り向くとそこには
「優・・っ!」
優は早苗を見ながら悲しそうな目でこう言った。
「もしかしたら、俺・・・・・鼻血止まるかも・・・・。」
「は・・?」
翌日の昼休み。私は図書館、1人で本を読んでいた。
そこへ目の前の席に誰かが座った。
気づいた私は顔をあげると、そこには・・・
「何読んでるの?」
私を見つめながら、そう言う河原君がいた。
でも、彼って・・たしか
「・・・・・・鼻血は?」
「・・ちっとさめたから 出ねーよ、たぶん。」
さめた?何のこと?
「これからはちゃんと話出来るな。」
と、河原君は私に笑いながら言った。
うん・・まともに話せた感じする・・
彼の顔も笑顔も始めて見た気がした。
無言な彼女が彼をを見つめる、
それに気づき、ふたたび彼は話しかけた。
「ん、どうかした?」
「あ、いや!」
私の心臓が大きく音をならす。ドクン・・・・ドクン・・
みんなの言い分も、今なら分かる気がする・・・・・・
私、河原君が好きになっちゃったんだ・・・・
