第3話
 「虹の所有者」
後半


この国は色の世界である。



10色の世界から成り立っている

レイン「オイオイ、それは俺の力なんだぜ?
だったら、ためしに水の弱点魔法である
雷魔法でも使ってみろよ。」

キルの近くに浮かぶ、空飛ぶ猫のような精霊はそう言った。

「何言ってるの?
水の町の人は雷属性と草属性使用出来ないんだよ。
いくら魔法発明士の兄たちだって出来ないし!」

雷と草の魔法習得はその色の人に手伝ってもらって、
雷&草魔法が完成したとアレクは言っていた。

レイン「だから、やるんだよ、
俺の力って分かってもらえるためにな。」

僕はしょうがなく唱えた。

姫君「天よ、力をあたえ、雲よ、ここにあらんサンダー!!」

すると、彼女が唱えた魔法はアレクとプルートに落ちた。
2人は雷属性特有の特殊攻撃であろう麻痺をくらっていたのだ。

アレク「ちょ、キル麻痺ったぞ、初級だろ、ソレ!」

「え・・・うそ・・・雷出来た・・・・。」

レイン「これが俺のちからさ。全魔法出来るんだぜ。」

全魔法とは10色の世界が得意とする10色属性である
・・もちろん弱点は誰だって出来ないように仕組みが出来ている。
だが、この精霊をもつキルはそんなの関係なく全魔法できるのだ・・・

プルート「キ、キル。すごい強力・・・はやく治してよ・・」

麻痺ってる2人を治すため僕はいつものように

「じゃあ回復薬を発明っと」

発明士の僕には魔法よりもこっちがすぐれているのだ。
しかし、治そうと思った瞬間精霊が止めに入った。

レイン「ちょっと待った、キル。」

「へ・・?」

レイン「言ったろ?全属性って今の君なら神しかあつかえない、
どんな常態異状も治す光魔法『エスナ』できるんじゃねーかな?」

「エスナ?聞いたことない魔法・・」

レイン「神しか使用出来ない最大級魔法さ。
今は最大級と呼ばれてるのはそれだけだが、な。
天空の黒白以外の魔法はそこの黄色いチビちゃんが発明してるが・・・」

僕の目はキラキラと光っていた・・・・

レイン「な、なんだよ?」

「僕しか地上の人出来ないなら発明しちゃおー。」

レイン「オイ、それって・・・っ」

魔法嫌いだけど、僕にしか出来ないことがあるならば・・・
この発明第1者、頑張るんだから

「あんたも手伝ってよね!他色の最大級増やすんだから!」

アレク「キル!その前に・・っ」

キルはエスナで2人を治した
そしてキルは自分の研究室へ帰って行った。

「ところで君は何の属性なの?
全部の属性出来るなんて只者じゃないでしょ?」

精霊には10色と同じ属性がついている。1つの属性に2匹の精霊。
ただ、すべての精霊が精霊図鑑に載ってるわけではない。
この精霊は全ての魔法が出来る。
それに魔法力もあがる不思議な精霊・・・

レイン「俺?俺は・・・全てを束ねる精霊。虹の精霊だ。」

そう、10色精霊の他に精霊がいたのだ。

「ふーん・・虹、レインボー・・・じゃあ、名前は・・・・」

虹・・・虹・・・かあ・・・・