第3話
「虹の所有者」
この国は色の世界である。
赤、紅、水、青、緑、黄、紫、橙、黒、白
10色の世界から成り立っている
あれは、15年前、僕が生まれた時だった。
「うああんっ!」
一匹の精霊がこどものアレクとプルートの目の前にあらわれた。
「お前だな!母さんを死なせたのは!!」
「すべては神の導き。我は精霊・・・」
「精霊・・・。」
こんな幼いアレクだがもうすでに魔法発見している。
もちろん、精霊の事も一部だが知り尽くしている。
「見た事ないけど・・・。」
「我は彼女につかえる全てを結ぶ精霊・・・。
あなたも神に近し者この宝石をやろう・・・。」
アレクは宝石を受け取った。
「これは・・・光の宝石・・・。」
神しか持たぬ光属性の宝石だった。
あれから時はすぎ・・・
「あれっきり出て来ないな・・・あの精霊・・・。」
プルートはまだ3才ぐらいだったがたしかに覚えてる---・・・
「精霊図鑑にも載ってない新種でしょ?」
そこにキルがやってきた。
「助けてぇっヘヤピンから変なの出てきたっ」
「変なの?」
キルの後ろからふよふよと飛んで来たのは、あの精霊だった・・・
「まったく、本当に地上魔法発明者第1の妹か?」
「変なのじゃないよ・・・キル?」
「え・・・っ?」
「彼はキルが欲しがっていた宝石に宿る精霊だぜ。」
「持ってるだけで魔法力がアップするらしいですよ。」
「本当、少なすぎて姿を現すのに10年かかちまった。」
そう、もうキルが生まれて10年がたとうとしていた。
「魔法力が少ない?
僕は初級でも中級ほどの力が出るほど強力なんだぞ!」
そんなのギルド兄弟なのだがら、そう思ってもしかたがないのだが・・・
