第1話
「不思議な少年」後半
色紀元年499年ーーー・・・・
この国は色の世界である。
赤、紅、水、青、緑、黄、紫、橙、黒、白
10色の世界から成り立っている。
あれから2年ーー・・色紀元年501年
毎日のように忍者たちは魔法使いを襲いに来る
昔から魔法使いと忍者は縁の切れないほど仲が悪い
2つの種族同士の恋なんて、もっての他である
「キル。あの魔法で飛ばしてくれよ!」
忍者は紫の国。
風使い忍者の弱点は火山の町の炎と発明都市の氷である。
キルは魔法具の杖を取り出し唱えだした。
「力なる刃よ炎の力になれ!ギガトンボム!!」
杖を空にかがけ最上級炎魔法は忍者の居る方へ落ち
爆発音とともに忍者は何処かへ逃げて行った
「あーまた逃げたっ!姿見せろつーのっ!」
毎回、毎回忍者は逃げて行く・・・・
「テレポで追いかけようかな・・」
テレポは最上級特殊タイプの風属性魔法。
瞬間移動が出来る魔法である。
「忍者の里って何処にあるか分からないのに?
それにあんまり魔法使用するとチキンになるぞ。それも最上級だろ?」
チキンとは勇気。
勇気とは魔法を唱えるための力30%以下になると姿が鶏になり
魔法使用出来なくなる。
「うっ。僕、そんなに勇気ないかな・・」
宝石のおかげで唱えられると過言ではない。
「やるならさ・・・」
そう、僕は発明士ーー・・・
「回復薬。」
第1発明者、最上級魔法発明者、そして宝石はーー・・・
ここは紫の国忍者の里・・・
「師範・・・」
「次は勝てるさ・・。
あの最上級使用者、そろそろ体に来てるみてぇだしな・・。」
忍者最高責任者、魔法使いとの戦争をもちかけたのは彼である・・・
「でも、師範のおかげですよね。風炎氷以外の魔法覚えたし・・
あの町に行ったへ行った時はどうなるかと思いましたよ。」
忍者は風使い。風以外は使用出来ないとされていたが・・・
「また発明してんの?キル様。」
キルの部屋にやってきたのは魔法生徒のレイガだった。
彼も水の人である。
「レイガ君。こんなとこに居ないで魔法の勉強したら?」
「だからキル様に教えてもらいに・・」
キルの体がゆらいだ
「キル様!大丈夫かよ?」
レイガはキルの腕をつかみ、そういった
「う、うん・・」
そしてレイガは部屋から出て行った・・
「・・・・ちょっと使いすぎかな。」
「そうだよ使いすぎ!」
僕の宝石から精霊が姿をあらわした
「レイン!」
「とか言ってまた最上級作ろうとしてるだろ?!」
「てへっ」
「てへじゃねーよっ!」
「だって僕水属性のくせに最上級特殊タイプないんだもーん!
作らなきゃ!」
僕が精霊を出せるようになったのは5年前。それからだ
最上級を出せるようになったのは・・・・
キルの部屋からものすごく大きな爆発音が鳴り響いた。
「また、キルの部屋からだぞ?もうすぐアイツら来るのに」
爆発音は毎回、毎日の事である。
発明すると、どうしてもなってしまい・・・・
「キルが居ないと勝てませんからね。
僕ら2人がたとえ上級使えても・・・。」
そう言ったのはギルド兄弟の真ん中の彼、プルートだ
灰色の髪に青い瞳。アレクと逆で、もの静かな彼。
アレクがキルの部屋を開けた
「おーい、キル行くぞー。」
そこには星のかけらがちらばってるだけで
彼女キルの姿はなかった。
「いーかげん使ったら?最上級魔法?」
彼女が居ないまま始まってしまった忍魔戦争。
魔法使いがキズだらけで戦っている
「キル様、何処行ったんだろ・・・」
「絶対勝つーっ!498勝0敗あと2勝で500なんだぞーっ」
「数えてたの?アレク兄?」
「だって負けたくなーいっ!こうなったら!!」
2人の兄弟は杖を交じり合わせた
「W魔法だ、プルート!」
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『フレア!!』
上級魔法で忍者をぶっばなした
「まったく・・いいかげんにあきらめろつーのっ!
何が狙いか知らないけどっ!」
「そういえば、あっちのリーダー居ませんでしたよ?」
いつも負けそうになると、とっさに逃げるあの忍者である・・
「あ、たしかにいつも居るのに・・・」