今日はかなちゃんにテストをして貰う。
もし、合格点にたっしたら・・・言おう!!


好きって・・・


「かなちゃん、頑張れよ。」


「頑張れ・・とか、いらない~~」


「・・・おう。」


ただ、解いてるとこをじっと見るだけにする。
じっと見ていたら、またかなちゃんが文句言った。


「やーくん、そんなに見ないでよ、解けないって。」


「俺の目線は関係ないだろ?何処向こうが勝手だし。」


「・・・むむっ。」


あ。
ほっぺた、膨らんだ。
可愛いな、もう・・・・・っ
指で、そこをぷにっと押す。もちろん、かなちゃんは怒る。


「・・・ちょ、やーくん。」


ぷにぷに


「邪魔~。」


・・・・・・・ふーん、邪魔ねぇ。


「はいはい、分かりましたよ、俺もう、かまいません。」


俺は立ち上がり、かなちゃんの部屋を出て行こうとする。


「出来たら、メールくれ。ちょっと、さんぽしてくる。」


かなちゃんは顔だけこっちを向け、見ている。
じっと、訴えるように俺のことを見ている。
だけど俺は、その目線をふりほどき、戸を閉めようとしたとたん


「やーくん、やだ。いかないでくれよ。」


かなちゃん・・・


「俺・・ずるするから。」


・・・・オイ


「あのなー・・・、ずるして大学合格しようとか、ないよな?」


「やーくんが俺のそばから離れるのが悪いんだぞ!」


・・・・・・・・・
また、彼のほっぺたが膨らむ。
可愛いな、もう・・・っ!


「分かったよ・っ」


俺はかなちゃんを抱きしめ、そう言った。


「やーくん・・・・」


かなちゃんも抱き返すのだが、次の瞬間、とんでもないことを言い出した。


「あの、ね。テスト・・・・2時間だけ、休んでいい?」


え?


「なに言ってんだよ?ちゃんと、時間、計ってたのに・・・。

時間、また計りなおしだし、テスト用紙も作り直しだし・・・。それにーーー・・・・」


好きって言えなくなる・・・・・・・・


「それに・・・?」


・・・


「なんでもない。2時間なにするつもりだよ?」


「えっと・・ね。」


かなちゃんはいきなり、下を向き、ちらちらと俺の方を見る。
そのたびに「?」が頭に浮かぶ。


「・・・かなちゃん?」


「あ・・あのな、夜那!!」


うおっ!いきなり、名前でよぶからびっくりした。
でも・・名前ってことは、まさか・・・っ!!


「エッチ・・したくなちゃった・・。」


・・・やっぱりか。


「夜だけじゃ、ものたらないー!もっと、やーくんとしたい!!」


かなちゃん・・・
本当、可愛いんだから・・・


「あ・・やーくん。」


俺はかなちゃんにキスをした。


「ん・・・んぅ・・・っ」


「キスで我慢しろ。」


「!!!!!!!!!!!!!!」


「さ、テストの再開だ。ほら、座れよ。」


俺は戸を閉め、そう言った。
しかし、かなちゃんはたったまま、座ろうとしなかった。


「分かったよ、やーくん。」


「なにがだ。」


かなちゃんは俺の目の前に立ち、いきなり顔を近づけ・・・


「ん・・・っ!!ん・・・んぅ・・ん・・ふぅ・・ん」


ちょ・・・ちょ・・たんま、キスはいいけど・・・
いつもより、はげしすぎじゃないか、かなちゃん・・・
俺の方が押されてる・・・っ
かなちゃんはそのまま、俺の肩に手を当て、押し倒すように肩をぐっと押す。


「んぅ・・ん・・・ふぅ・・・はーはー・・哉夜・・・・」


やっと、唇がはなれ、かなちゃんの目が開く。
その姿はとろーんとした甘いマスクに包まれてる顔だった。


「夜那・・・・。俺、我慢できないんだ・・・・っ」


「哉夜・・・・。」


かなちゃんは俺の首筋にキスをし、服の下から手を入れ、

半裸にさせ体にキスをする。何度もやってる行為だけど、

なんだか今日は恥ずかしくて、たまらなかった。体がポカポカしてくる。


「・・・哉夜、俺・・・・・。」


体が熱い・・・・。それはかなちゃんと、いるせいではない・・・


「俺・・・風邪・・・引いたかも。」


そう、俺はボソリと言うのだが、かなちゃんには聞こえてなく・・・・
当たり前のように、自分も上着を脱ぎだす。


「・・・・哉夜、聞いてない・・か。」


体がポカポカする。汗だくだ・・・。息があらい・・・。
してる時もそんな感じだが、なんだか今は違うような、

そんな気がするんだよな・・・


「夜那・・大好き・・・っ」


好きの言葉は嬉しいのだが、また、キスしてくるし・・・・


「哉夜・・ちょっと・・たんま。」


俺のずぼんのチャックを下ろそうとしたとたん、俺はそう言って止めた。


「なに?」


「・・俺さ、風邪・・・引いたかもって思うんだけど?」


「か、風邪・・・っ!?」


「たぶん、問題考えてた時間が雨の降った日にエッチした後

だったからだと俺は、思うんだけど。あの日、寒かったじゃん?

それが堪えたと・・・・。」


「・・・やーくん。ごめんな。」


・・・?


「風邪引いたのも分からないなんて、恋人失格だ!すぐに温めないと!!」


「そう、だな。」


・・・って


「オイ!!」


なに、俺の・・・だし・・・っ!!
風邪引いてるって言ったよな、言ったよな!?


「え?なあに?今、温めるトコだよ。」


・・・・・・・・・・・・・


「俺、そっちで温められたくない。普通に、お布団で寝かせてください。」


「だめー?」


「だめーでーす。」


「ちぇ、一石二鳥だと思ったのになあ。」


・・・・・たくっ。

かなちゃんはあー言ったものの、やはり普通に寝かせてはくれなかった。


「なあ、隣で寝ると・・・うつるぞ。」


「いいじゃん、いいじゃん?今夜は出来ないし。」


あのなー・・・


「風邪ひいたの俺のせいだってバレたら、

俺・・・かなちゃんのそばにいられなくなりそうだし・・。

俺はかなちゃんが看病してくれるだけで十分なんだけど、な。」


「やーくん。分かった!!」


うんうん、分かったなら・・・・


「・・・かなちゃ~ん?聞いてないだろ?」


べったり布団くっつけやがって・・・布団と布団重なってるし・・・
意味あるのか、これ・・・・


「すぴー」


・・・ねるのはや!!
まあ・・・狸寝入りって分かってるけど・・・・
かなちゃん、そんなに俺と寝たいんだな・・・・
可愛い・・・
俺はそう思いながら、かなちゃんの頭をなでた。