最近、キルの様子がおかしい。
仕事場での休み時間、家での休憩・・・
みるたびに本をよんでいる・・・・・。気になって俺は声をかけた。


困った王子様「キル、最近本ばっかよんでねーか?マンガ本だと思うけど。」


姫君「勉強してるの!テスト・・・最下位から出るの!」


・・・・はあ?


困った王子様「期末テスト最下位脱出!?絶対無理だろ?!」


1学期期末テストまで1ヶ月もねぇよ?
脱出してどうする?
バカな頭はバカなままだろ!?


照れる姫君「無理じゃない!そしたら先輩ともう1回付き合うの!!」


・・・何?


王子様「別れたのか?」


怒った姫君「ブルーガ君が言ったんでしょっ」


言ってねぇし!
キルとして見れないなら・・って言っただけだし!!
キルの様子が変だと思ったら、そういう事か~・・・・
なるほど・・・でも


怒りの王子様「~~っ!でも、俺は教えないね!」


脱出したら、またキルは先輩と付き合ってしまう・・・。


怒った姫君「教えなくて結構!」


だいたい、俺・・・


真面目な王子様「お前の誕生日コンサート準備で忙しいの。教えるヒマねーよ。」


姫君「僕、参加してないよ?」


あ・・・


照れの王子様「・・今までお祝い出来なかったし・・・。」


誕生日、知らなかったし・・・。


困った王子様「やらなかった俺も悪いけど・・・。せいだいにやろうって・・・」


けれど、このコンサートはキルには秘密なはずなのだが
言っちゃった・・・。
バレたことに俺は赤くなり、テレながら言っていた。


困った王子様「お前は当日来ればいいんだって。ま、当日の楽しみって事だ。」


そして、・・・コンサートのチケットが出来たので
キルが学校でナナとサクラにチケットをあげていると・・・
外野が頂戴、頂戴とせがんでくるのだ・・。
俺も仲の良いやつ以外はあげはしなかった・・・。


姫君「あっルーリング君っ」


キルがアラタを呼んだ。・・・え?アラタ?なんで・・?


姫君「来て!」


アラタ「え?」


キルがそう言うと、彼の手を引っ張っていく
そして、教室を出て、俺の見えない方へ走っていく。


怒りの王子様「ん、だよ自分から手をつなぐなんて・・?」


姫ってばれる前はみんなから、さけられていたと言うのに・・・


ルルス「さあ?」


な~ん~か~むかつくなああ!!
俺はアラタが1人で帰ってきたのをみはからってアラタを連れ出した。
そして、むなぐらを掴み、突き出した。


怒りの王子様「お前っ」


アラタはくるしまぎれに、こう俺に言った。


アラタ「王子・・おまえさ、ギルドの事・・っ好きだから俺と居るのイヤなんだろっ」


その言葉に俺はすぐさまアラタからはなれ、背を向けた。


怒りの王子様「誰があんなやつ!」


誰があんなヤツ好きだって・・・!?


困った王子様「昔から俺がいなきゃなんも出来ねーし!」


すぐ・・俺にたよってたし・・


怒りの王子様「バカであほで好き嫌い多いし!!世話やける!」


考えるほど・・俺は悲しくてたまらなかった。
好きじゃない、好きじゃない・・・
そう、自分に言い聞かせてるようだった・・。


照れの王子様「気になってずっとあいつのこと目で追ってるだけで・・。」


アラタはケイの言葉をぽかーんと聞いていた。
そして、俺はアラタにこう怒鳴った。


怒りの王子様「だから・・好きじゃねーよ、分かったか!!!」


アラタ「お、おう分かったっ」


お前が恋ににぶいことが・・・っ


怒りの王子様「フンっ」


俺はそう言って王子の撮影のため事務所に帰ることにした。

俺は脳に言葉がよぎる・・。俺がキルの事・・・?


怒りの王子様「誰があんなヤツ・・っ好きって思ったって・・・どうせ片思いじゃねーか!

そうだよ!あいつは先輩にぞっこんなんだっ本当、ムカツクあのバカ女っ」


ブツブツと石をけりながら事務所に向かう。
・・・・・・。


真面目な王子様「・・なんで、こんなに腹立ってんだ?」


彼は自覚していないのだ・・・。
それがやきもちという事も・・キルに恋してることも・・。