あれから数日がたった。
雑誌PRINCESSでは王子、姫のプロフィール大公開ってのやってる。
キルの誕生日に誕生日コンサート開くなどなど・・・

キルはなんだか、俺の事無視してるし・・・それに


「あれから元気ないよねー、ずっと・・。」


「王子のせいでしょ」


困った王子様「俺っ!?」


王子も姫も眼鏡を外し名前を呼ばれることはなくなった。
特定の2人の友達以外はーー・・・


「どーしたのさ、姫」


泣き虫姫君「・・・先輩が・・家に行っても居ないのおっ」


先輩の家?スイーツカフェ『フォルテ』だっけ・・?
先輩はキルのこと、姫と思うと恥ずかしいんだ、きっと
駄目な、彼氏・・だな、ふふん
キルがそう言うとおお泣きしてしまった。


「やっぱ王子のせいだーっ」


お、俺のせい!?
俺はキルが座ってる方へ体を向ける。


怒りの王子様「泣くんじゃねぇよ、泣き虫。」


驚く姫君「な・・泣き虫」


「だから、王子のせいでしょー」


なんで俺のせいなんだ!
先輩が・・・キルに会いたくないだけだろ?


泣き虫姫君「ブルーガ君のせいって何?やっぱ、先輩になんか言ったんだっ」


真面目な王子様「なんもいってねーよ。だまされて嫌いになったんじゃね?」


俺がそう言うと、キルは席をはなれ教室から出てってしまった。


びっくり王子様「ちょっ、キル何処いくんだよ?今日は撮影がっ!!」


泣き虫姫君「休む」


キル・・・・


ルルス「いいじゃん、ケイ。姫の写真悲しみばっかだしさー?」


ルルス・・・悲しみばっかなの、分かってるけど・・・


怒りの王子様「あのやろー・・・」


そんなに・・・あいつが好きなのかよ・・・・っ

そんな2人を見ていたナナとサクラ。


ナナ「うーん」


ナナは考え込んでいた。


サクラ「どうしたの、ナナ?」


ナナ「いやー・・新聞部としてはいいけど・・・」


王子と姫がこの学校に居るのぜっこうのネタなのだが・・・


ナナ「王子・・本当に好きなのかなと・・。」


王子が姫の事好きなのは世間が見たって分かるくらいなのだ。
しかし、ケイはいつもと変わらぬ、キルに対しては意地悪で・・・・。
王子と姫とは程遠い関係に見えた。


サクラ「・・・キルのこと?」


ナナ「前と同じじゃない?全然笑ってないし。」


家でも学校でも笑顔になれないのはきっと
キルがすぐ先輩の話をするからだと思う・・。
ただ、撮影の時、営業スマイルをするだけのこと。
意地悪なのは、手の早い先輩と付き合ってる、キルの好きな男
それだけで、胸がもやもやするからだ。