あれから数日がたった。
雑誌PRINCESSでは王子、姫のプロフィール大公開ってのやってる。
キルの誕生日に誕生日コンサート開くなどなど・・・
キルはなんだか、俺の事無視してるし・・・それに
「あれから元気ないよねー、ずっと・・。」
「王子のせいでしょ」
「俺っ!?」
王子も姫も眼鏡を外し名前を呼ばれることはなくなった。
特定の2人の友達以外はーー・・・
「どーしたのさ、姫」
「・・・先輩が・・家に行っても居ないのおっ」
先輩の家?スイーツカフェ『フォルテ』だっけ・・?
先輩はキルのこと、姫と思うと恥ずかしいんだ、きっと
駄目な、彼氏・・だな、ふふん
キルがそう言うとおお泣きしてしまった。
「やっぱ王子のせいだーっ」
お、俺のせい!?
俺はキルが座ってる方へ体を向ける。
「泣くんじゃねぇよ、泣き虫。」
「な・・泣き虫」
「だから、王子のせいでしょー」
なんで俺のせいなんだ!
先輩が・・・キルに会いたくないだけだろ?
「ブルーガ君のせいって何?やっぱ、先輩になんか言ったんだっ」
「なんもいってねーよ。だまされて嫌いになったんじゃね?」
俺がそう言うと、キルは席をはなれ教室から出てってしまった。
「ちょっ、キル何処いくんだよ?今日は撮影がっ!!」
「休む」
キル・・・・
「いいじゃん、ケイ。姫の写真悲しみばっかだしさー?」
ルルス・・・悲しみばっかなの、分かってるけど・・・
「あのやろー・・・」
そんなに・・・あいつが好きなのかよ・・・・っ
そんな2人を見ていたナナとサクラ。
「うーん」
ナナは考え込んでいた。
「どうしたの、ナナ?」
「いやー・・新聞部としてはいいけど・・・」
王子と姫がこの学校に居るのぜっこうのネタなのだが・・・
「王子・・本当に好きなのかなと・・。」
王子が姫の事好きなのは世間が見たって分かるくらいなのだ。
しかし、ケイはいつもと変わらぬ、キルに対しては意地悪で・・・・。
王子と姫とは程遠い関係に見えた。
「・・・キルのこと?」
「前と同じじゃない?全然笑ってないし。」
家でも学校でも笑顔になれないのはきっと
キルがすぐ先輩の話をするからだと思う・・。
ただ、撮影の時、営業スマイルをするだけのこと。
意地悪なのは、手の早い先輩と付き合ってる、キルの好きな男
それだけで、胸がもやもやするからだ。