今日はあのH好きな?セイ先輩の卒業式。
なのだが・・・・
俺の周りには先輩方が居る。


「ケイ~あげるよ、ボタン。」


先輩方が俺にボタンを渡してくるのだ。


王子様「いらない。」


「そのクールなトコがまた。」


・・・・・


どう反応したらいいんだ、まったく・・・
なんて思ってたら、キル居ないし
さっきまで俺が見える範囲にいたはずなのだが、セイのトコ行っちゃったのか?
俺はキルを探すために先輩たちを追い払い、探すことにした。
ボタンなんて貰ったって捨てるし、それに俺には気になる相手がいるんだから、な
校舎裏まで探しに来た俺なのだが

次の曲がり角をさしかかった瞬間、キルを見つけた。
だが、そこにはセイが居た。
セイはキルの顔に近づけ、左手は壁に手を当て、キルを見つめてこう言った


笑顔の先輩「さそわれてやるよりも、やっぱ好きな人としたいわけよ?」


・・・・・・・
それって・・・・・


笑顔の先輩「だから、だなっこの後ーーー」


キル・・・


姫君「うん。」

先輩の卒業式
『先輩の卒業式』


キルがそう答えると、2人は唇を重ねてしまった。
・・・・分かってても見たくなかった。
俺以外とキスしてるキルなんて・・・・
それに、返事したってことは、キル・・先輩とするんだ・・・
キルの好きな人だから俺は何も言う事なんて出来ない。
俺は何も言わずにその場から立ち去った。

携帯から姫が歌ってる着信音がなる。
理由は分かってる。母からの仕事の電話である。
もう仕事をしなくちゃいけない時間なのに、

俺はそんな着信音も無視し学校の屋上でただづんでいた。


困った王子様「今頃、アイツは先輩と・・・・」


空を見ながらそう声に出していた。
心が変になる。真っ黒になる。もやもやする。気持ち悪い・・・・
生きた心地がしない気分になる。
むかつく・・・腹が立って仕方が無い。
自分が自分じゃない何かにぶつけないと嫌なほど腹が立つ。
なのに・・・
悲しい気分になる。
気づいたら俺の目から涙がこぼれていた・・・・
崩れ落ち、たくさん、たくさん泣いた後

俺は母に電話をかけ泣きながらこう言った・・・


真面目な王子様「俺・・・王子、引退する」


コンサートを控えていたが、これしか案がなかった。
姫の近くになんて居たくない。
辛い・・むかつく・・悲しい・・・そんな思いばかりつのる。
笑顔なんてもってのほかだ。
姫に会う前の俺に戻ってる・・・なんだか頭が変になる・・・
事務所になんか行かない・・・姫になんか会いたくない・・・
たとえ王子を引退しても有名アイドルだ。
眼鏡なしでは外になんか出られない・・・・
俺はどうしたら、いい?
姫は俺以外で恋愛ドラマやっちゃってたし・・・
俺・・・もう必要ないのかな?
俺・・・もう姫の近くに居られないのかな?
そんな思いで流れる川を見ていたら、母が話しかけてきた


シズ「ねぇ・・」


怒りの王子様「ほっといてくれよ!」


そして、俺は母の方へ向き、こう言った


真面目な王子様「母さん!」


そんな俺と母の姿をキルが見ていたなんて知らずに・・・・