いきなり姫が噴出し、赤くなってこう言った。


照れる姫君「キスシーンがあ!!」


姫は騒ぎながら、くるくると回りだす


笑顔の王子様「ああ、あるよ?」


照れる姫君「昨日と台本ちがーう!!」


あたり前だろ?キルがセイと居るときの楽しそうな顔。
あんな顔、俺には見せてくれない。
俺の姫に手を出すなんて絶対に許さないんだから・・・っ


笑顔の王子様「それ?俺が変えた。その方がいいって思ってさ。」


照れる姫君「お、王子?」


なんだよ、その反応・・・?


真面目な王子様「あれ?」


まさか、お前・・・・


照れの王子様「もしかして、初キス?」


照れる姫君「う・・・」


・・マジかよ?セイとしてんじゃねぇの?


笑顔の王子様「じゃあ、ちょうどいいじゃん。」


俺はとびっきりの笑顔でこう答えた。


笑顔の王子様「姫の目覚めは王子のキスで起きるってさ?俺も初キスだけど~」


そして、俺は姫のもとに近づき、耳元でそっとこうとも言った。


真面目な王子様「それに・・仕事のキスはお前以外やらないし俺以外やらせないから。」


俺以外のやつとキスなんて絶対にやらせないんだから、な・・・っ

そして本番。
ナツが求めたわがままは恋人が欲しいって事だった


王子様「出来るよ・・・」


姫君「え?」


照れの王子様「俺、ずっとナツの事好きだったからさ?」


そしてハルはナツの顔に近づける


真面目な王子様「好きだ・・ナツ。」


そう言いながら唇と唇を合わせる。
やわらかく、唇から体温が伝わる・・・・
離れないければ、ナツのセリフは言えない。
だが、俺の心の中ではまだむかついていた


照れる姫君「んっ!」


誰にも渡したくない、そんな気持ちが俺の舌を彼女の口の中へ入っていく。
顔の向きを変えることなく、俺は舌を絡め合わせる。
そして、十分に堪能した後・・・ハルは顔を離れる
彼女の顔は今まで見たことの無い可愛い顔をしていた。


照れる姫君「ハル・・・っ」


そして、ハルはそのままフッと意識がなくなってしまう


びっくり王子様「お、おい!死ぬな、ナツっ!!」


ハルはナツを抱えることしか出来なかった。


笑顔の王子様「どうよ?初キスの感想は・・・?」


俺は姫にそう質問すると、姫は深くため息をした。


泣き虫姫君「最悪。」


!!


怒りの王子様「最悪って何だよ!」


ふざけんなよ!


怒った姫君「初キスが仕事って!!」


俺は仕事でもキルとキスできて本当に嬉しいのに


怒りの王子様「なんだよ!じゃ、アイツがいいのかよっ」


姫君「え?」


姫の一言で何もかも世界が変わってしまう。
嬉しくなったり、悩んだり、むかついたり・・・・・


困った王子様「あの席に座ってた男。やっぱり、付き合ってんのかよ?」


照れる姫君「王子には関係ないっ!」


関係ないって・・・
姫はそう言って、離れるようにかけ走ってしまった。


困った王子様「本当に--・・・。」


初キスなのかよ・・・・・・

翌日、噂好きのナナがキルに近寄っていた。
俺は遠くから聞き耳をたてる。
すると、とんでもないことを聞いてしまったのだ。


ナナ「やっぱり・・・付き合ってたんだ。キルがね・・・・?」


キルはセイと付き合ってるって言うことだ。
それは、やはり昨日のドラマキスは初キスじゃ・・・・・・・ない?


ナナ「もしかして告白ついでにキスされた?」


先輩は手の早い男なのだ。
キルがあわてないがら、こう答えた。


照れる姫君「1回もしてないって」


キルがそう答えた瞬間、キルと同じクラスのやつだろうか?
黄色い髪でやさしそうな男と赤い髪で眼鏡をかけたチビな男が同時に言った。


アラタ「本当にしてないのか?」


姫君「まあ、うん。」


キルがそう言うなら俺は信じるけど・・・・・
今の男2人、まさかキルの事・・?
なわけ・・ないよな?

そりゃあ、学校でも壁とかにぶつけるのしょっしゅうだけど・・・
そういうおっちょこちょいなトコ守ってあげたいって思う男なんて居ないよな?
仮にも眼鏡をかけ、髪をむすびブサイクなキルはイジメられてるんだから
人前でそんな積極的にしたら、思いなんてすぐにバレるんだ。