今日から冬休みなのだが仕事が待っていた。
CM撮影のためにゲレンデに来ているのだ・・・・。
俺はスノボーで滑り落ちる。ガヤの声がざわめく中、
スキーウェア姿の姫の姿が見えた。
俺はそっちへ滑っていく。
ゴーグルを髪のほうにあげこうキルに言った。
「暗くなって来たし・・宿戻ろうぜっ」
ゴーグルをあげた姿にガヤの人はざわめく。
王子、王子と・・・
「って事はとなりにいるの・・・」
自由時間に遊んでる俺らに
ガヤがこっちに追いかけてくる前に俺は姫をかかえ
一緒に宿のほうへ滑った。
「行くぞっ!!」
泊まりでCM撮影に来ているのだが
・・・・なにせ同じ部屋に姫がいる。
ちらちらと姫は明日の服の準備してる俺を見てくる。
「なんか用か?」
その言葉に彼女はブンブンと首を振る。
・・・・・・
「もしかして意識してんの?」
俺はそういいながらくすくすと笑った。
「し、してない!」
姫はそう言ってふとんのなかに潜ってしまった。
初の泊まりロケで2人部屋で
・・・友達だけど、キルと寝るなんて。
別々のベットだけど、そりゃあ。意識するよな・・
寝れないよな、なんて思ってたのに
「にゅうにゅう」
・・・寝てやがるよ、こいつ。
キル・・何があってもお前だけは守る・・
それが王子のつとめ・・笑ってくれるなら--・・・・
「王子?」
「お前、起きてたのかよ。早く、寝ろよ!」
「あっあのね・・・そっちで寝ていい?」
・・・・なんだって?
「いつも一緒に寝てる人形なくて安心して寝れなくて、その・・だから・・・」
「わかったよ、ほらっ!」
キルの手をつかみ、俺のベットへ連れ込んだ。
腕枕をさせ一緒のベットで寝ることにしたのだが・・・・
俺、変になっちゃったのかな?
顔もなんか赤い気がするし、心臓の音がいつもより速いんだ・・・
よくキルを見ると目をつぶり眠ってる・・・。
安心して眠ってくれてるのだろう・・・
こんな近くにキルがいる、俺の心臓がもっと速く音をならしていた。
