姫がなんか本見てた。
「キルーっ何見てんの?」
俺が声かけたとたんにキルは本をバックの中に隠した。
・・・・・・・イラッ
「な、なんで隠すんだよ?」
「ひみつ。」
「あっそ!」
むかついて俺はくるっと後ろを向いてしまった。
そんな俺を見て彼女は声をかけてきた
「あ、あのね!
クリスマスケーキ作ろうって思って・・・。王子・・食べる?」
クリスマスケーキ?キルの手作り?
「ああ、もちろん!」
俺の機嫌はすぐに直った。
そしてクリスマス当日。
「おーじーっ」
いつものようにそう言って俺の元へ駆け寄ってくる。
姫はサンタ姿だった。
赤い服に赤いスカート赤い帽子、
ふわふわの白い部分と赤い部分が特徴的なサンタ姿だ。
だけど、ブーツはいてる為か、
走って箱を持ってるためか、姫はつまずいてしまう。
俺はとっさにかけより姫を抱きかかえ右手には
しっかりケーキの入った箱をもつ
「平気かお前?」
「う、うんっ」
姫はそう言って、俺から離れ立ち上がった。
「やっぱりブーツは歩きにくいねっ」
「はいたことねーのか・・」
だったら走るなよ・・・
「うん。」
俺のために作ったケーキなんだろ?
「それ、姫の手作りケーキでしょ?よかったね王子、おいしい?」
「・・・・・・・。」
おいしいけど・・・・
「姫から貰えるなんて幸せモンだな。」
闇勝のシェフに比べると・・なんだよなあ・・・