こんばんは。
この間QWAIを特集したのが個人的に面白く、味をしめてしまいまして、また更新しようという所存です。
今回はですね、私の原点だと公言している、Sound Scheduleのことを語ろうかと。
ただ、サウスケを知って10年であり、活動の長いバンドなので、多くは語れないと思います。
キリのいいところでやめて、また次に繋げようかと思っています。
本題に入りましょうかね。
▼来歴
1991年 神戸の大学の軽音楽部で、大石昌良(ギターボーカル)、沖裕志(ベース)、川原洋二(ドラム)のスリーピースロックバンドを結成。
ストリート活動をする。
2000年 神戸ART HOUSEより、インディーズ盤フルアルバム「ここからはじまるストーリー」発売
2001年 デビューシングル「吠える犬と君」リリース
2003年 1月に「ピーターパン・シンドローム」をひっさげ、ミュージックステーションに出演。
2006年10月9日 精力的に活動してきたが、この日のライブで解散となる。
2011年7月13日 期間限定再結成プロジェクトを掲げ、秋にアルバムをリリースしツアーを行う。
翌年、期間限定ではなく、活動を続けることを発表。
▼補足
そもそも、バンドが解散したのは、大石君がソロでやりたいと言ったことが始まりだった。
ここまでSound Scheduleだけをやり続けていたので、大石君の代わりを探すのも違う、ということで、解散に踏み切った。
解散後、大石君はソロで精力的に活動していて、メジャーデビューもしている。
沖君は他のバンドに加入するも、脱退し、サラリーマンをしている。
川原君はソニーに就職した。
2009年の「結成10周年」か、2010年の「デビュー10周年」に、関わってきた沢山の方に何かお返しがしたいと持ち掛け、再結成プロジェクトとなった。
解散の元である大石君も、ソロ活動で沢山のものを培って、違った視点でものを捉えたりなど、環境が変わり、それが再結成に繋がったのだと思う。
▼Sound Scheduleとの出会い
私が中学1年の頃だった。
今でも鮮明に覚えている。
当時はまだ着うたというものがなく、着メロが主流であった。
母親の着メロが「さらばピニャコラーダ」で、1日に何回もそのサビを聴いていた。
何故か私は惹かれていって、鼻歌を歌うまでにもなった。
ある日気になって母に聞いてみた。
「この着メロ誰?」
「Sound Scheduleだよ」
これが出会いだった。
母は音楽が好きで、一人でライブに行くような人だ。
母にとってSound Scheduleというバンドの存在は、大きな方であると私は思っている。
着メロで聴いて惹かれた「さらばピニャコラーダ」
サウスケの曲だが、着メロはサウスケ本人の手によるものではないだろう。
メロディなのだから、歌詞が入ってるわけでも何でもない。
ただ、その歌のメロディを作ったのが大石昌良、Sound Scheduleということだけだ。
着メロだけで惹かれるということは、それだけのセンスがあるのだと私は思う。
本物の歌を聴きたかった。
家にはサウスケのCDが何枚もあった。
真っ先に「さらばピニャコラーダ」を聴いた。
衝撃が走った。
これがロックか。これがバンドか。
着メロでは表現しきれないだろう、音源を聴いたら全く別物に思え、とても感動した。
その日から私はSound Scheduleに恋をした。
ただ、ひたすらに、がむしゃらに、聴きまくった。
家にあるCD掻き集めて、兎に角聴いていた。
そんなある日、母にライブに誘われた。
年末。所謂カウントダウンライブだ。
サウスケのホームと言ってもいいであろう、神戸ART HOUSEで行われる年越しライブに家族で行ったのだ。
私のライブハウスデビューだ。
サウスケが始まる前は、変に緊張していた。
ライブというものを知らなかったから。
そして、念願の「さらばピニャコラーダ」を演奏していた。
かっこよくて釘付けになった。
雑念など全て取っ払ってくれた。
ひたすらに、その空間を楽しんだ。
そこで私はライブというものを知ってしまったのだ。
もっと観たい、聴きたい、心底思った。
母はライブに連れて行ってくれた。
遠征だってした。
サウスケを知って約2年で1度解散してしまうのだが、その間に何回もライブに足を運んだ。
完全に心奪われていたのだ。
故に、解散の発表があった時や、解散ライブでは泣いた。
心にポカーンと穴が空くくらい、とても寂しかった。
いつかまた戻ってきてくれると信じていた。
数年後それが叶い、本当に嬉しくて、また涙した。
戻ってきたサウスケはあの頃のままだった。
けど、確実に進化していた。
それぞれがバラバラに歩んできた道があって、きっと必然的にまた交わったのだろう。
見てきたもの、抱えてきたものが違う中で、また同じ音を出し合って。
どこかズッシリとしていたようにも感じた。
何より、一瞬一瞬を楽しんでいた。
ファンとしては、たまらなく幸せな瞬間である。
私の人生の大半を音楽が占めている。
そして、音楽の中枢がSound Scheduleである。
Sound Scheduleを無くしては、私の音楽は語れないのだ。
そういう音楽に出会えて、私はとても幸せに思う。
出会いやら云々で語りすぎました。
Sound Scheduleの紹介は次回ってことにしましょう(笑)
今回は出会い編、、かな?笑
次回は何曲か紹介しようと思います。
それでは。あでゅー