ルパン三世(新ルパン) 第60話 「インドに自殺の花が咲く」 | 牧野ルキの大冒険

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ネタバレ含む為、動画を見てから読むことを勧めます。


✳ルパン三世感想✳

ことの発端は、ルパンと次元が銭形に逮捕され、日本の刑務所へ連行されているときでした。笛を吹いてる男達が道を塞いでいたところを銭形含む警官が注意すると、笛から煙が。煙を吸ってしまった警官は皆顔色が悪くなり、一斉に自殺。


銭形だけは絶対に帽子にしか当たってないだろ、と思うんですが、結局はマジで頭には当たってなかったんですね。じゃあ何故気絶したんだという話になりますが…。やはり、そこはご都合主義というわけですか。第一、今までの回を見てれば分かると思いますが、初めてルパンと協力してから本当に優秀になった銭形警部が自殺もできないような奴とは思えません。


マハラ団に捕まり、五右衛門に助けを請うルパンと次元。しかし、五右衛門はヨガの真っ最中。もはや心此処に在らず状態でした。流石に仲間の助けの時くらい中断したっていいだろうに…( ;´Д`)なんて思うのは野暮。今回はルパン初のコメディ回です。


五右衛門が来なかった代わりにたまたま近くにいた不二子がロック解除して助けてくれました。ルパンは「やっぱり不二子は敵じゃなかった」と喜んでいますが…怪しい。どう考えても不二子が近くにいたのは偶然じゃない。ロック解除の方法を知ってた辺りが相当怪しい。次元は私と同じことを考えていたのか「今の所はな」と返します。


…案の定不二子はバサラ団に潜り込んだことがあり、ルパンがダイヤを2万個も隠していたことを知っていました。そしていつもの手でルパンに迫る不二子。ルパンはカルタッタにあることを伝えてしまい、これ以上言うなと次元に引き止められて蟻地獄へ。


又、不二子はバサラ団にダイヤの隠し場所を聞くように頼まれていました。いつもより頭を捻った不二子はバサラ団にはボンベイにあると嘘を言います。一緒に来るように誘われますが、「死人の遺産に手をつけたくない」という理由で作戦を降ります。本当はそんなこと微塵も思ってない癖に。まあルパンたちは無事でしたけどね。つまり、ルパンが不二子に教えた場所も、次元とケンカして蟻地獄へ落ちたのも全部演技だったのです。


「ダイヤを欲しがらない女なんて見たことない」という理由で早速バサラ団に不二子の嘘がバレてしまい、自殺光線を浴びせられます。


この先からはコメディとなり、流れとしては不二子に自殺効果を薄めたを木の枝に捕らえたバサラ団はルパンに自殺光線を浴びせ、次元はルパンを引き止める。ルパンに噛みつかれた銭形はまた自殺失敗して死に損なう。カルタッタにダイヤと思われる宝箱の上に心此処に在らずの五右衛門が乗っているので五右衛門が起きるのを待つ。


五右衛門は寝た場所と起きた場所が違うことにも動じずにバサラ団から逃れる。バサラ団が宝箱を開けてビックリ、そこには牛の糞。糞を捨てるバサラ団。五右衛門は自殺を止めるため降ってきた牛のフンをルパンに…。そして仕返しと言わんばかりにバサラ団の気球を燃やすルパン一行。自殺光線の効果が切れた不二子は何事もなかったかのようにカルタッタ中を探し回る不二子。実は牛のフンの中にダイヤがあるのだった…というオチ。


タイトルがタイトルなのでシリアスだと思い込んでいた人には「???」となりそうな回でしょう。というか、初見時の私がそうでした。この話の殆どを忘れてたから今日も同じ道を辿るかと思いきや途中で大体思い出せたので私は楽しんで見れました!(((o(*゚▽゚*)o)))


ところで、この後ルパンがトイレで用を足した時にお尻からダイヤが出て来た時どんな反応をしたんでしょうか?