自分は名前をみるとすぐにわかるけれど
次女です
それはどうすることもできない
でも自分の名前が嫌いでした。いや、今も嫌いですが・・・
子供が小学校の時の友達のお母さんが
「子供が産まれたら絶対に名前に数字をいれようと思っていたのよ。」
と言ったのを聞いて
「ああ、この人は長女だな。」
そう思った
二番目のあのなんともいえない気持ちはわからないだろう
もっとも私も長女の気持ちはわかりません
どっちが大変だとか
どっちがつらいとか
それはその人の事情によって違ってくるでしょう
私は
姉といつも比べされて育ちました
成績優秀
かわいくて
モテモテで
よく母に
「いいところ、全部おね~ちゃんにもっていかれた!」
と怒ったものです
そういうと
母は決まって
「そんなことない。同じように産んだのよ。」
と言って怒られました
そんな母の気持ちがわかったのは
自分が母になってからでした
息子が自分を卑しめた言葉を使ったり
産まれてきたことを否定したりすると
すごく悲しい気持ちになりました
そうかあ
自分を否定するってことは
自分をこの世に送り出してくれた
母も否定することになるんだと
まあ、最期は
「へなちょこお母さん」
と呼ばれて終わりましたが
私はあの立派な母の娘であることを大切に
自己否定はしないように生きていきたいと思います
今年ももう少しで
私がこの世に産まれた日がやってきます
母の母からそして私へと
つながっているこの人生
へなちょこお母さんですが
それでいいじゃないか
それが私だものね
さて
とりあえず
生きよう