12話「AIMバースト」
あらすじ
突然、苦しみ出し、倒れる木山。同時に病院では「幻想御手(レベルアッパー)」を使用した患者たちが意識のないまま暴れ出していた。そして、木山の頭からAIMバースト――「幻想御手」のネットワークによって使用者たちのAIM拡散力場が束ねられ、1万人もの能力者の思念が形になった化け物が生み出された。なにかに苦しむように暴れるAIMバーストは、警備員(アンチスキル)の攻撃にますます巨大化する。初春はネットワークを破壊するため、木山から預かった「幻想御手」の治療プログラムを手に走る。そして美琴は、原子力発電所に向かうAIMバーストの前に立ちふさがり……。
簡易感想
子供達を救う為に、樹形図の設計者の使用を断られ続けた木山がその代わりにと
生み出した幻想御手ネットワーク。
幻想御手を使った者達が昏睡に陥り、木山は
副産物として得た多才能力によって、彼女の目的を阻む者達を退けようとするが。
ついに御坂美琴によって、それがくい止められたかに見えた。
しかし、幻想御手の
使用者達のAIM拡散力場が集められ、突然暴走が始まり、御坂美琴の前に巨大な胎児のような形をしたAIMバーストが現れる。
強引にねじ込んだ電気抵抗の熱で体表が消し飛んでいく化け物、御坂は化け物から
流れてくる苦しみの思考を感じ取りながら、超電磁砲を化け物の核に撃ち込む。
木山は目の前で、幻想猛獣さえ寄せ付けない圧倒的な御坂の力、学園都市
能力者達の頂点の超能力者(レベル5)の力を目の当たりにした。
すべてが終わり、アンチスキルに拘束され、連行される木山。
しかし、彼女は希望の笑みを浮かべ、自分の頭脳を使ってもう一度最初からやり直すと御坂達に宣言し、その場から去った。
意識を取り戻した佐天は屋上にいた。
彼女はすっかり元気になり、能力が使えない所まで元通りになってしまったと淋しそうに笑う。
しかし、彼女は自分のした事を悔い、初春に謝る。
能力なんかよりずっと大切なものをもう少しで失う所だったと
言う佐天。彼女はもう大丈夫なようだ。はしゃぐ初春と佐天を見ながら、ちょっと悲しげな様子の御坂美琴。
能力者である自分達が、能力をもたない者達を気遣って
あげられなかったから、今回の事件が起きたのではと悔いている御坂に、黒子はお姉様らしい優しさですわ。と励ます。