昨日の事がまだ夢のようで

あまり寝付けず

私は4年のある日に
母が字が汚くて可哀想に思い、
書道教室に連行されました笑い泣き


きっかけはそんなでしたが
その先生を尊敬してました
ただその先生は褒める、ということをしない先生で
まる、なんてもらったこともなく

特待生をとり、中学校になる頃には
ほぼ同学年はやめてしまい
高校になって残ったのは自分だけで

たまに「ルカちゃん今日お願い」と
生徒を見ることもありました




順風満帆に見えたある日

大学生だっただろうか
いつも通り教室へいくと


電気がついてなくて


あれ??

曜日間違えたかな?












そこから15年
先生に会えたのはその前日が最後でした……



精神的な病に悩まされ、遠くへ、と母からは聞いていて

おそらくその時にいた生徒、つまり私、に会うのは
難しいかもと最近聞きました……




その先生の書道方針が好きで
でも私はそこに欲しかった「褒める」を入れて
指導してます




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これは生徒ちゃんのマイ半紙箱
私もこうやって過ごしていたので
おなじスタイルでやってます

本来その大学生のときに受けられるはずだった試験だったのですが

1人闇に取り残され
悔しくて本部とやりとりするも
やはり上がる事はできず……


その先生が唯一認めてくれたのは
「細字はルカちゃんにはかなわないな」


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その言葉を胸にずっと抱え
一時は書道の道を諦めかけました


今、素晴らしい先生に出逢え
熱心に指導していただき
そのお陰で、結果を出せ
感極まっている状態です

それをいつか、叶うなら最初の先生に報告したい
そう思います

先生の教えを忘れず
ここまで来たよ、やりとげたよ、と伝えたい。
他界した祖父も書道家
祖父にもお墓へ行き報告しようと思います。






話は戻りますが
褒める、とはいいつつも
息子にだけは普通に教えてるつもりが
「先生〇〇にきびしー!」と笑い声ガーン

「そう?」って生徒さんに聞くと
口を揃えて「うん」キョロキョロ


息子だからなのか
厳しい目で見てしまっていることに
気づかなくてガーン



親が書道家だからといって
無理矢理は可哀想
息子に
「やめてもいいんだよ?無理しなくていいんだよ?」
と聞いてみました

息子は
「書道嫌いじゃないから辞めない」ニコ

そう答えました

優しさなのかもしれないけど
とりあえずそのままにしようと思いました


息子も段がなかなか上がれず
不合格がくると
とても悲しそうにしている姿をみて
上段だから、仕方ない
自分の100パーセントで毎月がんばれ


そういうしかなく……ショボーン







自分もあがれないのに

昨日私の合格がわかってすぐ

「お母さん、おめでとーニコニコイエーイ」
笑顔でかけよってきた息子


人の事を素直に祝える心
それっていいんじゃないかなって思いますショボーン


息子も頑張れ!!
おかんはひいきはしないが
影ながら見守る音譜