父がきた | 小樽のゴスロリイラスト作家†梅桜薫香†戻ってきたルカのリベンジ

小樽のゴスロリイラスト作家†梅桜薫香†戻ってきたルカのリベンジ

小樽でイラスト・絵本・漫画家・作家・歌姫を目指す少女の毎日。


ふと

なぜか父の葬式の事を思い出す。

言葉では表せないような不思議な感覚とかある。


父が焼かれた時、

一生会えないんだなって悲しかった。


肥満体型のパパは

小さな骨になってしまった。


江原さんの言ってるスピリチュアルは

信じてなくて

もっと本家のイギリスなどの

凄い方の話は腑に落ちる事がある。


お父さんが亡くなる前に

不思議な事があった。

あれは家族だけにしか話さない。

でも

神様はやっぱりいると思った。


母といる時間より

父といる時間が多かった気がする。


商店街もなくなるなんて

思わなかったし

父はずっといる気がした。

お手伝いさんも。

会社のみんなも。


遠い過去なんだけど

それはいつも隣にある気がしてる。


歳末

仕事がみんな終わって

軽くみんなでご飯食べたり


忘年会で美味しいもの食べたり。


小さな会社だったけど

社員旅行行ったり。


今となれば特別な体験だった。


季節季節で変わる店のディスプレイ。

もうこんなに大きくなったの!?

と驚くお客さん。

お昼の味濃いめの親子丼。

父とのプラモ作り。


お父さんいない家よりは

幸せだったんだと

幸せの青い鳥みたく思う。

嫌な言葉も言われたが。


毎週のように外食していた。

いじめが凄くなって私は

外食に参加しなくなった。

レストランで遭遇したら

またイジメに発展するから。


父は凄い心配性だった。

お父さん、

当たりだよ。


札幌で変な男に強姦されるし

女子には殴られるし


父さん生きてたら

心臓にきてたな。



みんな家族嫌いとか言う人もいるが

虐待とかもあるかもだが

やっぱり家族はいた方が

幸せに思う。

いや、虐待する親は

消えた方がいいと思うが。


私は深津絵里さんみたいな

美しい女性でいたいな。

外見だけじゃなくてさ。


最近ちょっとぽっちゃりなったら

父と同じ

ふかふかの手になった。


周りから気持ちいいと言われる(笑)


父思い寂しくなる時は

手を触ろう。

亡くなった時の父の手は

ふかふかだった。


死んでるなんて思えなかった。

強いショックで頭が真っ白になった。


お父さん

戻れるなら

時間を戻して

あなたの献血をやめさせたい。


働かない父だったけど

もし今いたら

きっと私のこれまでを

理解してくれたと思う。


怖がりの父だった。


ごめんね、心配かけて。


トムクルーズ見ると

父のパイロットジャンパー思い出す。


確かテレビ塔の中にあった

わっぺん屋で買ったのを貼っていた。


大学は地方で

東京にも行く事あったから

東京案内が凄かった。


古本屋巡りも楽しかった。


私、段々父に似てきてる

性格とか考え方とか。


でも父みたく頭よくない。


お父さんは生きていたら

何したかったかな?


今もまたヲタ活で

フランスとか行ってる気がして

そのうちふらっと帰ってくる気がするよ。


会えたらいいのになぁ


by梅桜 薫香桜