今私自身の人生に起きていることは


ラマナ・マハルシ(インドの聖者)が

霊性の師(以下グル)の働きについて

述べたことと全く同じことを

体験しているように思います。


マハルシは弟子との対話において

グルのなさり方を次のように説明しています。


「グルは内面と外面の両方に存在しています。

それゆえ、彼はあなたが内面に向かうような条件を外側につくり出し、あなたを中心へと引き込むように内面を準備します。こうしてグルは外面からあなたを押し入れ、内面から引き込んで中心に固定させるのです。」


私自身の状況としては

夜勤が増えて

遊んでいる暇がなくなりました(笑)


これは笑いごとではありませんで

実は私が今まで培ってきた人間関係などを手放し、

自分の魂と思って取り組んできた音楽活動でさえもできなくなる状況なのであります。


これはグルの恩寵としか考えられないことなのでありまして、

なぜかと言えば

究極のところ自分のエゴを手離す

最大の機会を得たということなのであります。


そして内面への集中については

先日お話した、二度寝による

早朝の瞑想や

カルマヨガの実践によって

さらに深めることができるように

なってきているのです。


私自身はこの霊性という問題について

三十年に渡って探求してきておりますが

ここ近年に至るまで

ほとんど何も進歩がなかったと言わざるを得ません。


本当にこのブログを書き始めてからが

何かの始まりだったようにも思われます。


恐らくこれは

時代の大きな流れでもあり

多くの方が体験されていること

かもしれません。


神秘家ルカ


参考資料

ラマナ・マハルシとの対話 第2巻

福間巖訳 ナチュラルスピリット