娘の気持ちは痛いほどわかる
弾いて楽しかった頃のピアノ演奏を取り戻したい
大学教授の〇〇先生の音楽教室に入りたい
じゃあソロでやってくの?
そういうのじゃないの
どこかに出るとかじゃないの
自由に楽しくピアノが弾きたいの
矯正されるのではなく
この発言は私がボランティアができなくなり
代わりにコンサートに出始めた頃の思い
私は自由に楽しく、施設の方々と笑って歌いたい
時に手を叩いて歌ったり、一緒に楽しんで
時に真面目に歌ったり
が、コロナは収束せず、
コンサートに出てもイマイチ自分の音楽に迷いがあった、わかるその気持ち
しかし状況は変わらず、一向にボランティアは再開できない
舞台に上がりながらも、少しずつ心が変わってきた
もっと上手くなりたいと
あるアーティストの影響で発声法を見直し毎日ピアノの前に立ち、夏は近所を気にして小部屋に入り練習した
その甲斐があってか昨年度位から声質や高音がもっと出るように
先生からも、変わってきたし、頼りがいが出てきた
コンサートでも〇〇さんが良かった、親子共演が良かったと反響が多いと。
方向は違ってもワンステップ上がった感じがした
娘よ、その取り戻したい先に何かあるの?そういうわけでない、趣味でも通っている人いるから
何より、コンサートの練習のために一日休日が潰れるのが嫌だ、たった合わせ30分とか長くとも一時間だけのために、あのアマチュア軍団の中にいるのが馴染めない
本音だな、、、
取り戻したいものと、後者の一日とられるのはたしかに嫌だ
だが実際コンサートの日は二.三曲だけの伴奏で結構な額もらってるのだが
いいバイト代、プロだとピアノ伴奏とは一曲〇万円の世界
7月が最後
昨日7月に歌う予定の最後になるのに何故か相応しい大曲、偶然にしては、という曲を歌う
今日一人で歌っていて泣きそうになった
“気まぐれな神様が巡り合わせる、二つとはないこの
幸せを〜♬あなたがいるからここが特別な場所になる、あなたといるから心から笑顔になれる♬”
一応集大成
あとは彼女が決める事だ
全うしたい