猛暑の中、ブキャナン邸では、涼しい部屋で皆でランチを済ませた後、午後はどう過ごそうかとなった時に、ディジーの様子がちょっと変でした。
「今日の午後、私たちどう過ごそう?そして明日も、そして次の30年間もずっとどう過ごそう?」と叫びました。
‟Don't be morbid(病んでるっぽいのはやめて!)” とジョーダンは言いました。
morbid = 病んでいる
「秋になったら、涼しくなってさわやかな気持ちcrispになれば、新しい日々がまた始まるのだから」とジョーダンは言うのですが、ディジーは「こんなに暑いから、何もかも混乱しちゃうconfused」っと、混乱しているのを暑さのせいにしていました。そして暑さを払いのけるように、ニューヨークに行こうと言い出しました。そしてその時、トムと話をしていたギャツビーの視線がディジーに向けられると、二人で暫くじっと見つめ合ったのです。ディジーは無理に視線を引き剥がし、テーブルに目を落としましたが、その瞬間をトムは見逃しませんでした。ディジーはギャツビーに愛を告げており、トムもそのことに気づいたのです。ギャツビーとディジーは遠い昔から知っていた者同士だということをやっと知ったのでした。
トムは愕然astoundedとしながら、「ニューヨークに行こう!」と叫び皆を急き立てたのでした。