皆さんこんばんは!石井ピアノ教室、石井ルカです。

今日は続けてもう一つ投稿しちゃいます!

当教室には学校の先生をしておられる大人の生徒さんが通ってくださっているんですが、まぁーーーーー恐ろしいぐらいによく弾ける方ですおねがい凄まじく初見強いですしテクニックもありますし。ほぼ毎回違う曲を持ってくるんですが、ある日ショパンのピアノコンチェルトとかも持ってこられるので、けっこうこっちもドキドキします(笑)。とても聡明なお綺麗な方で、ご自分の能力をひけらかすようなことは絶対になさらないので多くは語らないのですが、でもいかに優秀な子供時代だったかはピアノを聴けばわかりますラブラブ

そんな生徒さんに、「勤務先の学校でミニコンサートをしたいと思ってるんです。なかなかホールに演奏を聴きに行くことが難しい生徒たちのために2台ピアノと連弾のコンサートをやりたいと思っていて。先生、一緒にやってくれませんか?」とお誘いいただいたのが8月。もちろんオッケーと快諾してから送られてきた曲目リストが•••やばかった•••😱メインがラフマニノフの組曲2番のタランテラで、20年前に大学で一瞬やっただけで、自分が第一ピアノだったか第二ピアノだったかも思い出せない。他にもモーツァルト、ドビュッシー、ミヨー•••ポップスのものもジャズ風にアレンジされた難易度MAXのものでかなり難しい。しかもインターバル5分で2回公演。

結果、9月下旬の本番当日のインターバル3分でした😇私だったら絶対こんなプログラム組まないぞと言うクレイジーなラインナップでしたが、生徒さんの想いの詰まった激アツなコンサートになりました。生徒さんと言うより、一緒に勉強する音楽仲間みたいな感じで駆け抜けました!



解放感MAX爆笑







当日はこんな感じで背中合わせでピアノと電子ピアノで演奏しました。どこからでも手元が見えるようになってます。


聴いてくれた3年生たちは一生懸命拍手して感想をたくさん言ってくれて、質問もたくさんしてくれましたし、同僚の先生方も校長先生も聴きに来てくださいました。午後からも生徒たちは興奮しっぱなしで、校長先生も他の先生も「ぜひまたやって欲しい!」と声をかけてくださったそうです。

高校生達からは「練習のモチベーションはなんですか?どうやって維持するんですか?」と聞かれましたが、「今のまさにこの瞬間です!皆さんが喜んでくださると頑張って良かったなと思うし、また頑張ろうと思えます。うまくいかないことが99、良かったと思えるのは1ですが、その1があれば頑張れます。そして頑張れない時は頑張りません!人間なので浮き沈みはあります!」と力強く言ったら高校生笑ってました😆他にもたくさん質問してくれて、高校生可愛かったなぁ😊

大人の生徒さんの姿というのは自分の講師としての目標で、どういうことかというと、生徒さんを育てた先生みたいになりたいなぁと思うんですよね。私のところに来た時点で楽譜も正しく読めるし音楽を愛する心があるし、意欲もある。私は「またピアノ弾きたいなぁ」と思った生徒さんの伴走者みたいな感じで、そんな生徒さんの子供時代にご指導された先生方が素敵な種を蒔いて大事に栄養を与えて育てて、その結果が今目の前にいる生徒さんで、なんて素敵な教育をされたんだろう、と思うんですよね。今自分のところに来てくれているちびっ子達も、大人になってからまたピアノを習いたいな、ピアノを弾きたいなぁと思ってくれたら嬉しいし、もしそうなった時に困らないような指導はしてあげたいし、しなければならないと思う。そういう指導者になりたいなぁと常に思ってます。

生徒さんのおかげでまた大切なことを再確認できました。ありがたいことですラブ


おまけ



生徒さんのプロフィールが超うける笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き