旦那が義父の会社を継ぐと決まったのはちょうど1年前。
私が嫁に来た6年前はまだ継ぐという話は全く出ていなかった。
嫁に来た時にみんなの前で(義姉・義弟も)、「ルカちゃんはどうしたい?外に出て働きたい?会社の事務を手伝いたい?」と。
みんなの前でこんな話をする前に義母から話があった。
「嫁に来たからには嫁ぎ先を手伝うのが当たり前」というような話。
そんな話をされていたこともあるし、短大卒業後から結婚までの4年間働いた職場がすごく環境が悪かったこともあってすぐにどこかに就職はしたくないと考えていたので少しずつ事務を覚えてもいいかなって言う軽い気持ちだった。
私はみんながいる前で「事務を手伝えたらと思っています」と伝えた。
義父と義弟「こんな時代だから外で働いたほうがいいのではないか?」
義母「事務を手伝ってもらえると助かる」
義姉「事務をしてくれたらありがたい話だけど、でもルカちゃんの人生だからルカちゃんのしたいことをしてね」と。
義姉がこう言ってくれたことでみんなが「そうよ!ルカちゃんのしたいことをすればいいよ!」と言ってくれた。
嫁に来てすぐは同居してて事務も手伝うために毎日家にいた。
でも、義母はどちらかといえば人に任せたり教えるのが下手な人で全部自分でしてしまう。
家事も仕事も義母が全部してしまうので私には1ミリもすることがなかった。
たまに買い物に義母が一緒に連れて行ってくれたり、料理を一緒にしたりすることはあったけどそれくらいしかすることはなく、気づいたところをピカピカに掃除したり事務所の片づけをしたりしてたけど、義母はそれが嫌なようだった。
で、することもなく部屋でひきこもる日々。笑
1か月くらいかな?引きこもってたある日
義母に「うちにすることはないから外に働きに出て知り合いでも作りなさい!」と言われて保育所で働くことになり^^
保育所で働くことをきっかけに少し離れたところにアパートを借りて新婚生活をスタート!!
保育所で働き始めて1年半で長女ちゃんができたこともあり、非正規雇用だったので退職して無職に。。。
長女ちゃん1歳になり保育所に入れたタイミングでまた職場から声がかかって復職しようと思ったら義母に「私が保育所に働きに行かせたのは引きこもりを解消するため!もう外に友達もできてこの土地にも慣れたのだから大丈夫だろう。約束通り事務をしてもらう」と・・・
嫁に来た時に私が「事務をする」と言ってしまったから・・・しょうがないと諦め事務を手伝うことに。
でもまた同じ。義母は私に何も任せないし教えない。雑用ばっかり!雑用があればいいけどなければすることはなし!
そしてお給料もなし!こんなの無理!!!!ということで義母に直談判!「私保育所で働きたい!!!!」
すると、義母より「裏切り者!!!」と言われてしまいました。。。
そんなことをしていると長男くんを妊娠。保育所に復職どころではなくなってしまいました。
長男くん妊娠中は雑用ばかりこなし、仕事がなければ掃除掃除掃除。
義父母の分まで毎日食事を作り、家政婦みたいな生活。
そんな頃、旦那といろいろ会社の将来について話をしていました。
というのも、知り合いで社長だったおじいちゃんが急死してしまい息子が急に後を継ぐことになったけど何も教わっておらずに会社を経営していくのが難しくなり悩んでいるという話を聞いてきたのがきっかけでした。
うちも同じようなものです。
一緒には働いているけど、義父は修理で旦那が整備。修理で8割を儲けていて、もし今義父が急死するようなことがあればうちの会社はなり行かないと。
会社の将来を考えたとき、することは一つでした。旦那が義父の技術を教わること。
でも、整備の仕事は旦那一人が切り盛りしているので義父に技術を教わる時間など到底取れそうになく、人をもう一人雇い整備を任せ旦那が義父に教わるという方法しか考え付きませんでした。
そこで何度も義父母に提案をしていました。
「いずれ義父が引退することを考えれば今のままでは会社の存続は難しいので、義父の技術を教えてもらいたい。そのためには一人従業員を増やしてほしい」と。
何度も提案はしていましたが、なんせプライドの高い人種の義父母。若夫婦から会社のことをどうこう言われる筋合いはないと話をまともに聞いてもらえませんでした。
会社が倒産すれば私たちだって困るけど、ゆくゆく私たちに養ってもらわなければならない義父母のほうがもっと困るのでは??笑
話は平行線。どんなふうに話をしても聞く耳は持ってもらえませんでした。
そんな頃、長男くんが誕生。長女ちゃんの時は1歳から保育所へ入れたけど、義母からのあまりに迷惑な濃厚なかかわりが嫌すぎて長男くんは半年を過ぎたころから無理やり保育所へ入れました。
そんなことで私の手が空き、手伝えることが増えたのでと強引に事務を習おうと義母に詰め寄りますが、任されたのは毎日の現金の流れをノートに記していくことと封筒に住所を書いて切手を貼る仕事のみ!!!
でも、長い間雑用ばかりしてきたので毎日何かしらすることは見つけて仕事してました。
しかし・・・お給料はまだゼロです。たまに義母が義姉のもとへ遊びに行くなどして長い間家を空けたりしたときにはお小遣い程度1・2万円はくれましたが毎月決まったお給料はくれませんでした。
子どもも二人になり、保育料もかさみ、おむつ代や食費も増え、いくら田舎といえど旦那の20万円の給料だけではやっていけない!!!!
保育所で働くことをあきらめていなかった私は、「お金がない、生活が苦しい」という理由で保育所への復職を義母にお願いすることに!
義母は、保育所で働きたいと義母を脅して給料をもらおうとしていると勘違いしたみたいで「ルカちゃんがやっていること(雑用やお金の管理)にはお客様からのお金は発生しないのよ?どうやって給料払えていうの?」と意味不明なことを言われました(笑)
直接お金が発生していないからと言ってただ働きする人なんている??笑
そこで、押切って念願の保育所復帰!!!!笑
義父は前から外に働きに出るのを応援してくれていたので話はトントン拍子に進み、パートですが保育士としてまた働くことに!!
そして、ここでやっと会社を継ぐという話が出ます。笑
たぶん早くしないと本当に私が外で働く人間になってしまうと思ったのでしょう。笑
面接に合格し、連絡があった日に義母に言われました。それが2018年10月くらいの話だったかな?
「私は2019年には、旦那とルカちゃんに会社を譲ると決めていた!ルカちゃんが占いに言って2019年は新しいことは始めるなと言われたから今年はやめたけど来年には旦那に会社を継がせると決めている!!!!なのに、いまさら保育所で働くなんて嫁として失格。私や家族を裏切っている」と。笑
初耳!!!会社を継がせる気あったんだ笑
私の占いのせいにしてるけど、今思い立っただけでしょ?笑
実は義母のことで悩みすぎて気分的に悩んでた時によく当たるという占い師さんのところへ行ってきました。メインは義母のことで相談してきたんだけど、できたら家も建てたいなぁなんて思ってた私はその時期についても聞いたのですが、今年来年は何も新しいことをはじめないほうがいいといわれていました。それを旦那に伝えたら、旦那が話をしていたみたいで。
それを聞いて2020年に会社を継がせようと勝手に義母の頭の中で思ってみたい。
でもそんなことを言っても遅いよね^^保育所での就職は決まってしまいました。明日から来てくださいと^^
するとその月から3万円義母から給料が支給されました。笑
何か月か経ったある日、またみんなの中で義母より話が。。。
「2020年に旦那夫婦に会社を譲ります」本当に勝手な人です。
まだ正式に譲りたいと家族内でも話し合ってもおらず、私たち夫婦が受けたわけでもないのに決定事項として。
そして、後日「みんなにも報告したし、ルカちゃんは嫁として事務をするべきよ。保育所は3月でやめて4月からは事務をしてね」と・・・
外から固めてくる義母強すぎる。でも私も負けず「今のお給料だけでは食べていけないので」と伝えると「ちゃんと仕事をしてくれるなら4月から10万にしてもいい」と。その条件をのんで私は保育所を退職。しかし、4月からもらえたお給料は5万円でした・・・
まぁ、こんな感じの流れで会社を継ぐことが決まったわけです。
多分私が保育所で働いたりと義母を揺さぶっていなければ今でも事業承継は行われていなかったでしょうね@@@
それなのになんで義父母は「会社を継ぎたいといったのはお前たちだ」というんだろう。
もう意味わからな過ぎて殺意・・・