これは個人的な、占いを用いた見解だ。それを呟いている、メモのような独り言である。

 前回は、うつくしいひとが恋をしていたことを呟いた。今回はその相手から見た状況を占った。
 
 出たカードは、審判、悪魔、女帝、塔、世界、節制、戦車。審判、悪魔、塔のみ正位置だ。
 
 これによると…それまでふたりは距離がある時間を過ごしてきたかもしれない。が、相手へ何かしらのアクションを、うつくしいひとがしたことで、交流が復活したようだ。初めからだったのか、それとも交流しているうちになのか。ふたりは非道徳的な感情を持つようになる。それは当然、秘密だ。これに前回の結果を絡めると、秘密はバレる。そのため、うつくしいひとは精神的に身動きが取れない状況になり、健康問題が出てきていた。
 相手は情緒不安定だったか。そのため、過失という言葉が出てきた。その過失で自らふたりの関係を壊してしまう。多分それが、あの日なのではないだろうか。
 あの日までの相手の気持ちの状況は、非道徳的な関係が発覚し、避けられないトラブルに直面している。塔には悲劇、事故、災難…の意味があることから、何かしらのトラブルがあり、事故が起きてしまった。
 周囲の状況では、突然のことで、当然だが準備は整っていない。組織的に、ここでどんな判断がなされて、どんな行動がとられたか。(私的には、それなりの計画を立てたと考える。が、手違いが起きたのではないか) すべては誤算。だから結果はあの通りになった。
 当日、相手は自制心が利かない状態になっていた。衝動的な行動がすべての始まりだ。
 最終予想は、勢いだけで勝算のない挑戦をしたようなものになった。準備が正しくなかったからだ。沈黙していて表からはわからないが、案外、中ではどうやってこの先をコントロールしようか、乗り切ろうかと荒れた状態かもしれない。すでに他人に支配されているから、相手もどうしようもない立場となっているだろう。

 ひとつ、綻びが生まれれば、きっと連鎖的にいろんな事実が出てきてしまう。それは避けたい。複雑に絡み合った事情や感情があるだろう。けれど、ここまできたら、潔く告白してもいいのではないか。
 この半年の経過を考えれば、きっと誰も驚きはしない。