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ADHDとASD(疑い)の母と、特別支援学級に通うASD持ちの娘と
軽度知的障害の息子の事を書いているブログです。
息子が週に一回通っている児童発達支援事業所で、言語聴覚士さんから聞いたことです。
その日の活動は、積み木で遊ぶ!!
息子は見立て遊びがとくい。
銃を作ったり、怪獣を作ってそれを壊してヒーローごっことか
それを見ていた言語聴覚士さんが、積み木で何か目的をもって作ることの意義を教えてくれた。
実行機能(遂行機能ともいう)というのは、ある課題を実行するための心的機能。
たとえば「学校へ行く」という課題に対して
起きる→顔を洗う→朝ごはんを食べる→着替える→トイレ行く
みたいな一連の流れが、自分で予測してできる力。
もし仮に「学校に遅れちゃった」と結果が悪くても、
どこが問題だったのか、どうしたらよかったのかを評価し修正できる力の事。
積み木遊びと、どう結びつくのかというと。
例えば「車」を積み木やブロックで作りたい!
タイヤとなる丸い積み木を4つあつめる→車体となる四角い積み木を集める→大きさはこれくらいで、こう組み立てて・・・
ってかんじで遊びますよね(こんなに意識してないだろうけど)
この一連の流れが、実行機能と凄く似ている。
積み木遊びのときに使っている脳と、実行機能で使う脳は同じところらしい。
子ども時代に沢山してほしい遊びの一つらしいです。
こ・・・て・・・て
娘は、ブロック遊びをしない女だったことを思い出した。
ブロック遊びが嫌いというより、頭で作りたいものをどうしたら作れるのかが苦手で、
それでできなくてやらない感じ。
それが影響してるのか
実行機能が課題となっています。
こだわりもあるしねぇ~。
こんな感じで「自閉症」と「ADHD」の人は実行機能が弱いといわれています。
実行機能が弱いと、仕事において「こいつ使えねぇ・・・」のレッテルを貼られてしまうわけです。
娘はブロックや積み木遊びは積極的にしないけど
廃材でバックを作ったり、ぬいぐるみを作ったりするようになりました。
森のようちえんに通ったときにその遊びを知り、それからずっとやってます。
積み木遊びの代わりになってるんじゃないかなと、個人的には思っています。
何か目的をもって、どんな材料をどう使えばできるのか
これも立派な実行機能です!
子どもさんに合ったやり方で、実行機能を育てていけたらいいですね!
★児童発達支援センターでつかってる積み木★
柔らかくて軽くてケガしないよ~
さきみずのmy Pick