スポーツ報知様よりお借りしました。
土曜日に月組公演の前楽の配信を見ました。
配信を見るまでは、自分の一番贔屓の
退団公演を見るのが怖いような気がしていました。
感情的に動揺してしまうのではと…。
お芝居は5月の生観劇1回、大劇場での配信、他のブロガーさんの解説を読んでいた
せいで内容もしっかり理解出来ました。
ストーリーのバッググラウンドを知っていたおかげで、今回はお芝居に集中できました。
特にユリウスがメアリー・スチュアートの
首飾りを初めて手にした時のシーン
(何者かに呼ばれるシーン)のれいこさんの演技が素晴らしかったです。
普通の人には聞き取れない声を感じとるあの
表情、目の動きが秀逸でした。
組全体のお芝居も円熟していて、よく仕上がっていました。さすが芝居の月組。
ただ劇中でもう少し歴史的背景に触れる場面があれば、初見でも楽しめる芝居になったかなとそれだけが残念でした。脚本の問題かと…。
正塚先生ごめんなさい。生意気言いまして…。
優しくて知的で正義感のあるユリウスのお役…。
れいこさんにピッタリでした。
サヨナラショーも素晴らしかった。
「グレート・ギャツビー」の歌、「ダルレークの恋」の歌、本当に懐かしい歌ばかりで…。
私「RAIN」の歌が大好きなんですよ。あの優しくて
繊細で希望に満ちあふれた曲はれいこさんに
ピッタリで。れいこさんの舞浜でのコンサートで
初めて聞いて涙が流れたなぁ。
サヨナラショーを見て悲しくなるかと心配でしたが、悲しいというよりは、清々しい爽やかな
気持ちで一杯になりました。
私はれいこさんのトップ大劇場お披露目から、宝塚を見始めました。
れいこさんのファンとして過ごせた2年半、本当に幸せでした。
退団会見では先の事は未知と語っていらっしゃいましたが、まずはゆっくりと休んでほしい。
いつかまた表現者としてれいこさんが表舞台に戻られる日を待ちたいと思ってます。