宙組の「ル・グラン・エスカリエ」の千秋楽を配信で見ました。
実は配信も見るかどうか迷っていたのですが、他のブロガーさんの観劇の感想を読んで、見たい気持ちが湧いてきました。
ショーとして素晴らしい、組子さん達が覚悟を持って舞台で懸命に務めている。
これは見なければと…。
ショーが始まってから理由はわかりませんが、ポロポロ涙が流れてきました。
去年の件でかなりバッシングされ、悲しい思い、辛い思いを抱えてきたでしょう。
後悔の念にも苛まれてきたでしょう。
いろいろな思いを抱えながら、懸命に舞台に立ち、歌い踊る組子さん達。
この子達はあの件を忘れることは
決してない。
一生 心の中に十字架を背負っていくのではないかと感じました。
芹香さんの「愛の旅立ち」を聞いて涙が止まりませんでした。
この歌に彼女の深い思いが込められているよう気がして…。
またカーテンコールの時に長い深いお辞儀を
芹香さんがしていました。
お客様への感謝に加え、いろいろな意味での
謝罪の気持ちが込められていたようにも
感じました。
私は元々月組、花組の観劇がメインでした。
あの件以来、ちょっと宙組は見れないかもと
思った時期がしばらくありました。
しかし今回のショーを見て少し気持ちが変わりました。
今後は宙組も見たい演目があれば見るつもりです。
若い有望な組子さんも大勢いるし、これからもそっと見守っていけたら…と思っています。