年末にどうでもいい話。

先日上野動物園に行ったルイライ。

楽しかったねっ!
って長女と話していた時
フッと思い出した話…


私の父親の話。


ルイライの父親は何か運を持ってる男で、

週末旅行!とか、ハイキング!とか、
何かのイベントを計画すると
大体。
雨が…台風が…って天気予報で言われてしまう。

そして当日。
私達の目的地だけ雲も無い晴天…


彼の口癖は
「天気予報あてにならないなぁ~」





蛙を見つけては追いかけ。

カブトムシが横切れば追いかけ。

鈴虫、コオロギの音がすると野生の耳で探し出す。


そんなときの彼の口癖。
「家で飼って研究するんだよ~」


私が小さい頃から今に至るまで
ずっと変わらぬ父…。



そんな父は当然子供が大好き。
そして、我が家の娘達を引き連れ遊びにいこうと計画を練り続ける。

ある意味、孫に好かれるじい様。


その父が、長女が歩き出したくらいの時に
「パンダを見に行こう!」と誘ってくれたので、
一緒に行くことに…。


食の細い長女のために、
母親はお弁当を用意してくれ、
天気ももちろん晴れ。

絶好の動物園日和。



早速長女と父親は手を繋ぎ、二人で急ぎ足にパンダを見物。

ゾウ「パオーン♪」、
熊(仁王立ち)、
ライオン「ガオー」、
ゴリラ(走り回る)


二人でキャーキャー喜んで、
周りの方々に微笑まれるしまつ。


まぁ、いつもの事。



足も疲れたのでお昼休憩もかね、
お弁当タイムに…。

猿山の前で食べていたら、

父「ルイライ。知ってるか?全く動かない鳥。」
ル「名前は知らないけど、見たことあるよ~」
父「あれ本当に動かないのか?」


って、じい様の少年心に火がついた事はお分かりいただけると思いますが、
何か楽しみにしてたみたい。

しかも、
上野動物園にいる情報もリサーチ済み。



お昼も食べ、
長女もお昼寝しはじめたので、
西口へ移動。


動かない鳥は西にいたので、
ゆっくり観察できる今がチャンス!
と言わんばかりに、
あの鳥の所へ…。


父親のワクワクが凄い伝わって、
ルイライもちょっぴりワクワク♪



檻の前に行ったら凄い近くにいたので、
観察チャンス!!

カメラのシャッターを押しながら


父「結構でかい鳥だなぁ~!パシャパシャ」

鳥(キョロキョロ…。)

父「パシャ…。あっ。動いた!」

鳥(キョロ)

父「パシャ。また動いた!」

鳥(キョロキョロ…。)


このやり取り何回も何回も繰り返し。

10枚近いデジカメデータ、
全部動きのある素敵な写真。


運を持って男の前では
動かない鳥も動くんでしょうか…。




父親の別れ際に言った一言。
「あの鳥、凄い動くんだなっ。」



ちょっとでいいから動かないでほしかった…。



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