都下に見る、懐郷の思い。 | THE RUINS OF KOBE.

都下に見る、懐郷の思い。

 先記事 http://ameblo.jp/ruinsofkobeexplorer/entry-10188251015.html


 より。


THE RUINS OF KOBE-200812142215000.jpg


 銀座シネパトス。


 秋深まりし、とある木曜発刊の週刊誌を手に取り、パラパラと。


 すると、偶然、目に留まったコラム、その文内には。


 "銀座の真ん中のミステリー・ゾーン"!?とは、そのコラムのイラスト御担当の画伯。


 読み進めると↑の画像の車道は「三原橋」とあり、此処には昭和24年に埋め立てられる迄は「三十間堀川」という川があった、と。


 ただ、その埋め立て時にこの橋の下だけが埋め立てられずに残され。


 そこに存在するは件の「銀座シネパトス」、その前身はピンク映画館、もう昭和の「響」 ~。~


 そして、何件かの小料理屋さん、飲み屋さん。


 記事はココから暫し、幾枚かの現地の画像。


THE RUINS OF KOBE-200812142216000.jpg


 そう、幾つかの、都会の中の、時間、否、時計の針が止まったままに無情な時刻だけが流れる様、ただそれにも抗うこともなく、受け流すかのようにひっそりとした佇み。


 画像中央、「三原」さん、というお店。


 "カレーコーナ"とあり。


 階段降りて。


THE RUINS OF KOBE-200812142217001.jpg


 フム。


 22時前、やったから、どのお店ももう、ノレンにて。


 カレー??


 その実、かつてはカレー専門店であったと、今はお昼は定食屋さん夜は居酒屋さんとしてのご営業、とはコラムに、その、名残、というよりも、看板がそのまま、というのも佳し、こんな荒みゆく社会に、そんな案件に安息を求めて、それは自然な流れ、とまでは云わずとも、団塊の世代でなくも何が悪かろうか、はたして。


 と、「三原」さんは毎週金曜にはカレーを提供してくださっている、とのこと。


 いつか、味わってみたい、とも ̄~ ̄


 その、隣のお店の扉、ちょっと、撮らせてもらいました。


THE RUINS OF KOBE-200812142217000.jpg


 やっぱり、捨て難き佳景^~^


 コラムにはまた、「三原」さんの天井の片流れの傾斜、これぞかつての橋の形の名残、と。


 そんな…


 素晴らしい、光景。


 その、さらにお隣りのお店の前には。


 ・v・


THE RUINS OF KOBE-200812142216001.jpg


 !?


 イヤ、このコーラの冷蔵庫。


 私の世代、までやね、幼少時には近所のうどん屋さんにもあったし、さらにはこの自販機、コインを入れて左の細いトビラから取り出すねん、スリリングやったよ~


 …と、懐>~<


 ともかく、私にとってはこれは偉大なる産業遺産、幸い、ここでは劣化はほぼない、といっていい位の環境、このまま末永く存在してほしい。


 この、佳き光景。


 これからも、銀座の街並は変わってゆくのだろう、ただここだけはこのまま変わらずあってほしい、とコラムは〆られていました。


 そう。


 …そう、このかつての、掘割。


 東京中心部に数多存在した掘割は、戦後の復興時にその殆どが埋め立てられ、またその多くが高速道路への転用なった、と聞く。


 そう、それは…


 やはり。


 そうだった、ンや。


 そう、不肖R.O.K.E.目下研究中の大阪のとある地域も、そう、やねん。


 大阪の調査もままならぬのに、東京に目を向けても…


 でも。


 そうして、でも見たい、見ていたい、見届けたい、大切、大切であろうもの。


 そこから、多くのものが見えてくる気がして。


 そうに違いない、と思っている訳、なのです。

(続)