鍛冶屋線、続編~ 気動車との邂逅は、市原記念館。 | THE RUINS OF KOBE.

鍛冶屋線、続編~ 気動車との邂逅は、市原記念館。

 前回の記事↓


http://ameblo.jp/ruinsofkobeexplorer/entry-10092184434.html




 かつての市原駅跡を利用して、ホームを模した構造物の前にはレールに据えられたキハ30型気動車2両、そして腕木式信号機。




 建物はかつての駅を模した新築なるも、きっぷ売り場のみは現役時のものを、それだけでも十二分に価値はありますが。




 展示物もまた大変価値の高い資料がきれいに並べられ、やはり当時からの鍛冶屋線の愛されぶり、ひしひしと。






 







 と、タイトル。




 今を遡り7年ほど前、鉄!にまったく興味なかった私が夜中のドライヴにて偶然通りがかりに見たこの光景、鉄!に興味は無くもこうして保存されているものへの慈しみ一入は折しも、否昔から。




 思わず立ち寄り詳しく見ていると・・・




 当時、ほぼ全く知識は無くもサスガにこれにパンタグラフがないことなどには気付き。




 ??




 ???




 と、考察しているうちに下を覗き見、ガン見していると。




 やがてやがて、ようく見ると・・・




 コレ・・・




 エンジン!?




 エ・ン・ジ・ン・・・!?!?




 エウェ~~~~~~ッッッ!!!!!




 当時、こんなハコ型の車両は総て、全国ツツ浦浦、スベて、電車やと思っていた。




 それは・・・




 阪急沿線で育った、というのも多、少の影響はあるやも、ともかく、そう思っていた。




 それが、私がディーゼル気動車の存在を知った瞬間、まさにこの地で、というワケ、なのであります。




 まあ、それからも興味を持ち始めるにはもう少しの時間を要し。




 と。




 "館内"を見て。










 先述の、この部分、切符売りのブースのみ、旧駅舎のものを"保存"。



 こんな、スペシャルラベルのワンカップが発売されていたそうで、スゴイ、ですがちゃんとこうやってその時の広告も展示されている、その喜び。





 タブレット交換の閉塞器、これも貴重、私にとっては研究材料、可能な限りにガン考察しておきました。







 壁には他に廃線間近当時の新聞連載のコピーも多く展示されており、数々のエピソードを"勉強"しておきました。



 これは・・・



 ホームに表示されていた??



 注意or警告表示板・・・?、汽車時代のものでしょう。






 ちょっとまた、車両へ戻って、大変貴重な史実をパチリ。




 これは、私的には大変佳き思い出、私と共に訪れてくれた時に、雨のなかにもかかわらず佳友が私以上に考察してくれて発見した、この車両の"最終検査年月表示"。




 「58-11 高砂工」とあります。




 これはすなわち、今は無き国鉄高砂工場にて整備を受けた、という証。




 それがどれほど貴重であるか、この車両が高砂線に入線して工場へ赴いていた、というのも素晴らしい事実、そして年月を踏まえてみれば客車、貨車の製造整備に高い技術力を誇った国鉄高砂工場の終焉直前のこと。




 この車両が再び赴こうにももう高砂工場は無い、高砂線も無い、夢の跡。

 そもそも、もうこの車両がここを動くことは、まずない。




 云わずもがな、なるもやはり侘びしさに暫し佇む。




 そうしてこの市原駅跡をあとに、西脇市駅方面へ走り出し暫く。


 


 道沿いを見ると、廃線跡車道化後に設置されたであろう、小川を越える橋の柱が。







 ようく見ると、まさにキハ30のカオを模っている・・・^^;;




 安易な、と思ってしまうもやはり何らかの形でも、こんなでもせめて、形にしてくれていることに対し感謝の気持ちを胸に、さらに先を急いだのでありました。







(続)