フィナーレまで、美しく。 | THE RUINS OF KOBE.

フィナーレまで、美しく。

 先日、とうとう閉館の日を迎えたHEP NAVIO。


 旧ナビオ阪急。



 ここでは、さしたる思い出はなくも・・・


 宝塚ファミリーランドも然り、かつての阪急の方針は創業者の"理念"に基づき、


"終着駅の周辺には娯楽施設を充実させる、といったもので、実際、三ノ宮、須磨などは百貨店、遊園地、映画館"など人出賑やかな発展を見せていました。


 梅田の阪急百貨店の隣に位置するこのナビオ阪急も、長きにわたりショッピングモールとして営業されていたものの、去る10/28に閉館の憂き日を迎えてしました。


 私はここでの思い出はそんなにはなくも、ここで幾度か開催されていたゴッホ展などの展覧会に赴いた記憶はあります。


 何にせよ、レジャーの多様化等、時代の流れに押されて昭和の佳景、ましてそんなで仮にも親しませてもらったものが無くなるのは寂しい。 



 「フィナーレまで、美しく」。


 最後の特売、いわば"閉店セール"の、コピー。


 爽やかなB.G.M.とともにO.A.されていたC.M.、胸を詰まらせずには、いられませんでした。



 "リニューアル"、と。


 この、三角の独特な形の建物は、まあそのまま使われるのでしょう。


 "この建物といえば、ナビオ"、という関西人の麗しき観念!?は、終焉。



 この三角の頂点の部分の前の歩道は待ち合わせ場、として有名でした。


 撮影時も人だかり。


 私はココで待ち合わせをしたコトは無いですが・・・


 ココで"托鉢"に勤しまれるお坊さん?をよく見かけました・~・





 阪急梅田駅側より。


 HEP FIVEの観覧車は壮大に、駅前の夜景を楽しませてくれています。


 ナビオの建物内にはシネコンが、この奥にあったトラッドな映画館はこの影響を受け、先日閉館の憂き日を迎えていました。



 振り向けば、そこにも。


 あったはずの阪急百貨店の旧建物も取り壊され。


 旧、地上時代のホーム、コンコースを利用した大通り、そこを撮る際に見上げれば情緒豊かな意匠が施され、その旧ホーム時代からの大変美しいステンドグラスももう無い・・・


 ・・・


 そして、画像には、かつてはこの角度からは見えなかった"丸ビル"が。


 その最上部にはニュース速報やお天気情報が流される電光掲示板が。


 長らく"丸ビル直営"で管理されていた様ですが、数年前に丸ビルさんが経費節減の為に取り止めることとなった際にはニュースなどで大きく話題になりましたが、スポンサーさんがついて、続行されているようです。


 北側の梅田貨物ヤードも数年後には商業施設へと生まれ変わり・・・


 今、急激に変わりゆく梅田界隈の風景。


 思い出少なからぬ、私にとっての梅田の原景、その潰え行く過程を目の当たりにしていく、ということになるのでしょうが。


 完全に潰える日迄、機あるごとに暫し楽しみ、また折を見て記事に上げたい、と思います。


 では。

(了)