微かに遺る川崎重工専用線跡。

画像の資料にチョロリと記されている湊川貨物駅より伸びていた川重への専用線。
ハーバーランドへと姿を変えた原景は、とうに全て掻き消されたものと諦めきっていたところ…
以前から興味あったDVD「蘇る近畿の国鉄路線と関連鉄道」上下巻。
漸く入手、目の当たりにするは近畿一円の鉄道原景を含む貴重極まる潰えし風景の数々、その中の神戸臨港線、在りし日の湊川貨物駅、そして…
駅以南の川崎重工へ繋がる単線路。
民家の軒先迫る線路上に拡がるは…
戯れる子供達の姿、さらにそれに交じり洗濯に勤しむ大人の姿も(‥;)
そもそも専用線とて頻度は然程でもなく問題はない模様、やがて現れた鉄道管理員の姿に勝手知ったる諸氏は忽ちチリバラと線路より待避、そして勇壮に来たる神戸型のハチロク牽引の貨車列車…
走り去りし直後より再び線路内に群がり遊びまくる子供達…
大変麗しき光景に感激、その後の映像に現景との対比画像が…
!!
えぇぇぇッッッ!!!…
今も遺っているの!?!?
とスワ、現地へ。

あった、ありました、これです!!!
一先ず東川崎公園以南を追います。画像は東川崎公園を'背'に。

線路跡径反対側、南より東川崎公園を向いて。

そして同地点より反対側を向いて。
川重の敷地まではあと150m位。

川重前の車道、路側帯より。
ここ迄は健在、しかし…

画像左側、壁を経て川重の敷地、車道の形状はあるものの、この奥は建物や壁に阻まれ判別は厳しく…
…と!? 川重の敷地内に?な'構造物'が。

?

??

???ホッパー???
仮にそうだとしても線路跡脇にはありますが線路とは直角方向です、そもそも何に使っていたか、ホッパーとして機能していたにしてもわざわざ上にまで荷を持ち上げる意味はないです(-_-)現況から正確な情報を得るコトは困難、要調査です、それによって線路跡の情報も何か得られるに違いありません!!
線路跡部を跡にし、東川崎公園へ戻ってみましょう。

川重沿いの壁にこんなモノを見つけました。どうやら小橋の欄干車道反対側を見ると小川があり車道とこの下を通ってどうやら川重敷地に流れ込んでいる様です、線路とのかかわり合いは薄くも、なぜ斯様に'遺って'いるのか!?!? 謎(@_@;)

最初の小径の画像の撮影地点より反対側、湊川貨物駅跡方面を向いて。東川崎公園として整備されています。

この三角の形状をした東川崎公園、マエから気にはなっていたのですが…
さらに精査の必要があります。

湊川貨物駅跡方面より東川崎公園側を。
この敷地が線路跡、には違いありません…。

足下を見ると小溝のコンクリートに年季が感じられ…

同地点より湊川貨物駅跡を。
ハーバーランド西端、画像に写る歩道が線路跡か。
以降は全く痕跡はない…です。

国道2号線、'東川崎'の交差点へと続くこの南北に真っ直ぐ伸びる車道は湊川貨物駅の端部に相違なく。
何故ならこの南端部にはかつて鉄道桟橋なるものが存在し、東より来た線路は一旦北上のちスイッチバックでこの南北線に入線するようになっていた様です。

同地点より南、湊川貨物駅の忘れ形見か、JR西日本の敷地、支社の建物。
今回貴重な映像により知り得た微かな遺景、これを手掛かりにさらなる調査を確約しつつ、神戸臨港線を東上し東灘信号場近辺の現況を次記事にてお伝えします。
(了)