天空の汽車。 | THE RUINS OF KOBE.

天空の汽車。



 今回は、国鉄有馬駅跡500m程北部を流れる十八丁川に遺る最大の遺構、橋脚と橋台を紹介します。

 画像なのですが、この遺構以北は山道となり若干の残姿はあるものの、以南、国鉄有馬駅跡迄の区間は自然への回帰著しく、未開の地、となっております(行かれた方が如何なるトラブルや事故に巻き込まれても一切の免責を私は此処に宣言しておきます。)



 更に近寄ってみましょう。



 橋台を真横より。



 同真下より。



 橋台を真後ろ?北側より、スナワチこの撮影地点にあったハズの築堤はキレイに無くなっています…(‥;)



 橋台を見上げた地点より振り向いて橋脚を。



 橋脚&橋台の2ショット。此処から見上げる鉄橋上を列車が駆け抜ける姿はまさに「天空の汽車」。

 こんな山中に汽車とは不思議、とさえ云える光景だったでしょう、田園の中を、山裾をかすめ、ロッドを軋ませ喘ぐようなドラフト音で小さな汽車が黒煙に空を染め後進で列車を押し上げて行く…かなり貴重な風景だったでしょう、もし今も有馬線が存在していたならディーゼルカーや電車では太刀打ちできず、機関車による運行が続いていたかもしれません。

 そもそも道場~有馬の高度差はかなりあり、道場界隈で雪が降っていなくても有馬では大雪、と気候に明らかな差異が生じる位の相当なものです。

 ですから路線跡を辿る度に本当に此処を汽車が走ったのか、と疑念を感じてしまう程の急勾配が車道や築堤跡、となって姿を遺しているのです。



 橋脚袂より以南を。草木の生い茂り甚だしく、しかしスカイラインを見ると、ミョーにちょうどシカク!?にヘコんでいますね。線路跡だから!?でしょうか。



 この生い茂り様では仰ぎ見る以外手段はありませ…

 '無いですね'。(-_-)

 六十数年の時を経て、掻き消されつつある線路跡、しかし私の疑問は募るばかりナリ、鋭意調査を進めていきます。



 今記事最後にオマケ!?画像、は橋脚&橋台以北に遺る線路跡、画像の竹林部のみが凹んでいて築堤が設けられているせいか!?現時点、竹には蝕まれてはいません。しかし足下にはチョコチョコ'タケノコ'が^^;

 更に以北は若干の遺りを見せますが、3km弱\500-の誰も使わない阪神高速のランプ設置に因って破壊され、見る影もなく…

 そして、暫し車道、中国道西宮北I.C.へ…

 …!!
(続)