哀愁の姫路モノレール。 | THE RUINS OF KOBE.

哀愁の姫路モノレール。

 先日、といっても少し前、4/7の話になりますが、姫路での用事が思いの外早く済んだので、次の用事迄に空いた時間に街中に今も遺る姫路モノレール跡を訪れました。

 全国各地の都市は昭和40年代初頭頃からの人口増加に対応する輸送手段として、低建設コスト等で場所をとらず無公害であると、モノレールを挙げ、幾つかは建設の運びとなりました。しかし、当時は技術的に統一規格はなく、各地様々な方式となり、それが後に姫路モノレールに大きな暗雲をもたらす事となるのです。

 そういった意味合いでは、'実験線'との名目で、短区間の暫定開業の物も全国各地に幾つか見受けられ、はたまた'空飛ぶ電車'とのたまい遊園地内に設置されデータ収集と敢えてカーブや坂をつけたり、最善の手段を模索すべくの試行錯誤があった様です。

 姫路モノレールも他聞に洩れず、将来は中国地方への延伸計画も視野に入れ、折しも手柄山公園で開催される'姫路博'訪客波動輸送手段を名目に、姫路~手柄山間1.6kmを開業させました。急坂やカーブもバッチリ設置されており、眺めも素晴らしかった事でしょう。

 しかし、博覧会閉幕後、ほぼ生活圏外、高運賃、加えて空中散歩を味わおうにもホーム迄'登らねば'ならず、殊博覧会用に暫定設置された駅がそのまま使われた姫路駅は階段しかなかったと…

 利用客が伸び悩むどころの話ではなく、更に追討ちと、整備コストも安くスピードが出せるも騒音が大きく各地が採用を見送った'レール軌道方式を実験的に採用したのが仇となり、大元のロッキード社にさえ見切られた車両は部品入手が困難となり、短命に拍車をかけてしまったのです。

 そして昭和49年に休止、その後細々と点検のみ行われ…昭和54に廃止手続がとられました。

 今となっては現役当時の様子は伝え聞く話のみ、となってしまいますが、この'ロッキード方式'、計算上は160km/h出せるらしいです…あと、感覚的にはガタンゴトン、と電車的感覚、'ガーダ橋'を渡る時も結構な'騒音'…今のゴムタイヤ式の粛々と走る様からしたら、なかなか想像つかないです…

 前置き大変長くなり…しかも細部のプレシジョンは? 私もよく調べてから記事にしてはいるつもりですが、ご興味持たれた方は色々調べてみて下さい、そして何か分かったら教えて下さい^^;

 では画像を交えて現況考察していきましょう。

 次記事で[・・;]

  多いです。