緊急待避所。
画像は、西区の山陽道神戸西IC近くに最近開通した'新道'にある緊急待避所です。
教習所の学科の映像で見た、'ブレーキが効かなくなったらガードレールに車体を擦り付けて、それでも駄目なら"ココ"に車を突っ込ませろ!!'という代物ですね。
話逸れますが、その教習所の映像、私が見たのは15年近く前という事になりますが、内容はともかく映像の'古さ'が気になって仕方ありませんでした。
出てくる車、人、風景、看板、ヘタすれば昭和30年代!?!?という位の勢いで、私はそれらばかり大変興味深く見ていました。
加えて随所に流れるBGMも時代を感じさせるもの乍ら、軽快でこれまた絶妙なアレンジで私には心地よく響き、出所不明なのが大変惜しまれますが、路線バスの車内放送でも耳にした事があり、驚いたのを覚えています。
そんな感じで、今となっては処分されてしまったのでしょうが、私的にはスクラップしてしまうにはあまりに勿体なく、惜しまれる貴重な資料です。…
して、この'緊急待避所'なるモノ、映像でもか~なり激しくバウンドして突っ込んでいましたが、柔らかい砂が敷き詰められてはいるものの、'人体を最小限損わない'程度の緩衝しか果たしてくれず、言うまでもなく、'シヌヨリマシ'と車体は全損、となるでしょう。
ただ、興味本位で車を侵入させると、甘く見る無かれ、アリジゴク宜しく忽ち餌食、となり脱出不可能となります。
手前からと、案内標識の画像です。
で、そもそもなぜ私は記事に採り上げたか?
それは、車のブレーキ性能が飛躍的に上がった昨今、この'緊急待避所'なるもの、淘汰される傾向にある様です。
実際、私の知る範囲、阪神間では篠山~川西のR173の川西方面への下り、そこそこの距離、勾配で何箇所かありましたが、マナー的な問題もあるのか、現在は全て鉄板でフタされています。
ブレーキ性能の向上故、とは飽く迄私の推測ではありますが(恐らく件の映像の撮影地であろう日本有数の長距離&急勾配の箱根越えは、昨年私が通った時は複数ありました)私の知り得る範囲で、最近開通の道に設置されるのは珍しい様に思われます。
何か基準はあるのでしょうが、同様若しくはそれ以上の坂でも設置の無い箇所は多々ある様に思います…。
因みに、私はフェードの経験は何度かあり、我が愛車(の1台[・・;])、ほぼノーマルのハチロクで急用で芦屋路有道路をかなりのハイペースで下っていると、終盤の麓の信号で、自分の思っているより数メートル!! オーバーランしました。早めのブレーキと、車もいなかったので事無きは得たのですが。
更にそれで言いたいのは、あのブレーキの焼けた匂いが私は好きなのです。
'我田引鉄'、あの匂いは電車の抵抗器が焼けた匂いと同じなのです。抵抗制御車ならどれでもなのでしょうが、阪急沿線で育った人なら大概わかってくれるのですが、あの匂いは私にとっては'阪急電車の匂い'なのです。
変に逸れて大変失礼してますが、この辺りは新たに設けたテーマ、'MEMORY OF MAROON'=マルーンの思い出=でまた触れさせて頂きます。
して、こういった'特殊な設備'って、妙に魅せられるものがありますよね!? 何か説明はしにくいですが、緊急用設備とか、線路でも工場引き込み線とか…
以前の'伝説の巨人'の記事で触れた'DUTY OFFの機械の魅力'、にも通ずる様に思います。これも何れ、語らせて頂かないといけませんね。
こんなネタが多くなりますが、気長くお読み頂ければ幸いです。
(了)