哀愁の神戸臨港貨物線。 ;プロローグ. | THE RUINS OF KOBE.

哀愁の神戸臨港貨物線。 ;プロローグ.



 長きに渡り、神戸港の発展を支えた臨港線は、モータリゼーションの煽りや、震災に因る荷揚げ量の減少、神戸市復興事業等の影響で、最後に残った神戸港駅~東灘信号場等も、'03年11月30日に廃止となり、それは神戸港から鉄道が完全に消えた日となりました。

 画像は阪神岩屋駅上にあった踏切跡から西側を臨み、画像に写る区間から2号線を跨ぐガーダ橋を越えた辺り迄、線路を残すのみとなりました。
 この撮影地点の反対側には既にマンションが建設され、東海道線をアンダークロスしていたトンネルも埋められ、本線との連絡は絶望的となりました。

 此処はすぐ北側にJR灘駅もあり、踏切があった当時は、駅前の賑かな中を機関車牽引の貨物編成がソロソロと駆け抜けた訳です、その光景を目の当たりにしたかった…
 と、'03年当時私は然程興味を持てておらず、廃止を'03年12月と勘違いしていた私は、一日一便しかも夜分に、という事もあり、12月に見に行ったらいいや、と腰重にギリギリ迄引っ張っていたら、実は11月廃止だった…今からすれば大変、大変悔やまれます。

 今このブログの記事に上げたい事があればフットワークも軽やかにすっ飛んで行くのもその時の反省を踏まえて、の行動なのです、お陰で幾つかの記事の通り、かなり得る物が多くなっています、多少の無理をしてでも、の価値はある、と思っています。



 少し西へ、有効高1.6Mのガード下です、人も屈まないと通れないですね、鉄路が重視されていた時代の遺構、とは穿ち過ぎでしょうか。ガーダ橋手前の両石積は複線化すべく確保していた用地の名残です。



 山口県可部線の猫達の醸し出す侘しさにはかないませんが、その複線用地で陽なたぼっこをしていた猫を撮りました、一応じっとしてくれて、'目線'ももらいました^^;

 神戸港臨港線の遺構に関しては、この私のブログテーマの大源でもありますので、あらためて記事を上げて、大きく取り扱わせて頂きます。
(了)