栄町通り。 | THE RUINS OF KOBE.

栄町通り。

栄町通りはかつては市電も通っていましたが、銀行や証券会社が所狭しと文字通り軒を面ね、'一般'の人が入ろうものなら即首ねっこを掴まれ泥棒扱いされかねない雰囲気でした。
 数々の物々しい門構えの名建築の無言の重圧も手伝い、それこそ髪型は七三、黒ブチメガネにアームカバー、といった出立ちの人ばかり、というイメージでした。
 それらの建物も震災倒壊等に伴い、建て替え等され、今そう言われてみると気持~ち銀行多いかな、といった感じで普通に歩けます^^; 女子ハーフマラソンのコースにもなりますね。

 して先述の名建築、門構え等一部が再現されている粋な計らいの新築ビルも多いのですが、その中で一際異彩を放っているのが画像の'構造物…'です。分かりにくいかもしれませんが、この煉瓦は'壁だけ'なのです。
 旧々第一銀行神戸支店、旧大林組神戸支店だった煉瓦積の美しいこの建物は、震災で倒壊するも有志の方々のお力により、この様な形で地下鉄海岸線みなと元町駅西出口として甦りました。
 関係者様の思い、そしてご尽力は察するに余りありますが、此れを見ながら先件の'山一証券'然り、神戸の経済の発展を担ったかつての金融街の'今'、一抹の'侘しさ'を感じてしまわずにはいられませんでした。
(了)

 [追加記事] ; '再撮影に伴い、'裏側'からも撮影しましたので掲載しておきます^^;



(了)