先日、ハンドボールの全国選抜大会が開催されていた。実習の際担当した生徒たちが男女4人出場していた。結果は男女ともに初戦敗退。初戦敗退したものの男女ともに実力差があるようには見えなかった。幼いころからずっと野球をしてきた自分がなぜハンドボールにハマったかというと野球と同じようにワンプレーで流れが変わり、必ずしも能力が高いチームが勝つわけではないというところが魅力的だからだ。チーム力、1つの作戦、ミスで結果が変わる。試合をするからには勝つ方がおもしろい。しかし、確率的に言えば負ける確率の方が高い。最後まで勝つチームは1チームのみ。その点において勝つことが全てではなく、試合の中で流れが悪いときの工夫、対応力が身につくという点で素晴らしい魅力がある。生きていく上でほとんどが想定通りに進むことは無い。ハンドボールを通して、臨機応変に動く力が身につく。今回、私の目に止まった選手が一人いた。その選手はもともと私の担当生徒だったことから重視して見ていたが、目まぐるしい展開の中で相手のサポーターが取れた際にすぐに取りにいって審判に渡したり、同チームの選手が怪我をした際にすぐに助けに行ったり、ゲーム以外でも目についた。そのような選手が世間から必要とされると思う。気配り目配り心配り。あのようなものを見ると心が動く。そしてそういうことを見ている人は多くいると思う。結果的に初戦敗退を喫したが、今回、気になる点があった。それは審判への抗議だ。気になる判定においてなんと、高圧的な態度で罵声を浴びせたのだ。案の定指導陣にイエローカードが提示された。情けない。審判の判定が覆ることはまずない。冷静に意見を言う抗議ならまだしも罵声はさすがにない。ハンドボールの素人目から見てもあの抗議から流れが変わって突き放されたことが分かる。選手が頑張っているのに大人がそれを潰す。まだまだそんな指導者が溢れるほどいる。いくら練習してもあのような指導者のもとでは同じことを繰り返すだけ。熱くなってついというのは言い訳。大人として格好悪い。選手はたった2年半しかない。大人が邪魔をしないでいただきたい。
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