こんにちは、ジュエリーレジン作家のリエです。
レジンのアクセサリーというと、枠にパーツを入れて固めたりシリコン型に流して型を取ったりするものが多く、私のように型を使わずに球体を作っている人はほとんどいないと思います。
私はレジンを続けようと思ったのは、ぷっくりに魅力を感じたからです。
宝石みたいにきらきらしているところも良かったけど、一番はぷっくり感。
ぷっくりに限界はないと考えていて、講座を受けているときはぷっくりできないものでもぷっくりする努力を常にしていました。
そして、爪留めやぷっくりさせると都合の悪いデザインなどのときは「今日は楽しくなかったです!」と七緒さんにはっきり物申すくらいでした(笑)
いつかは球体に近いものを作りたい。
常々そのようなことを考えていても、実行に移すのは難しいかなと思っていたある日。
当時私は日曜日のレッスンに参加していて、他の曜日の人との交流を図ろうと木曜日のレッスンに乱入(?)したときのこと。
自由制作で丸カンで両面ぷっくりさせようと土台を作りました。
しかし固めた後、盛ろうとしたら丸カンからレジンが取れてしまった!?
これはレジンを土台に薄くしか盛っていないとよく起こる現象なのですが、私は初体験でした。
この時私は思いました。
「この土台から両面盛って球体作れるんじゃない?」
ちょうど卒業制作も控えていたので、私は実行に移しました。
球体1個作るだけでも思った以上の手間がかかり諦めそうにもなったけど、その時は気合と執念でブログ写真でもあるぶどうのネックレスを完成させました。
完成はさせたけど自分では100%納得のいくものではありませんでした。
土台の部分が目立ったり球体にしてはちょっと歪だったり・・・。
その後いろいろ試行錯誤を経て今の形に至ります。
確かに手間はかかるけど、盛ることが楽しいのでこれからも続けていきます♪
ちなみに、ぶどうなのは球体をたくさん作る練習としてうってつけだったため。
それで今はぶどうのアクセサリー作家になりつつある気がします(苦笑)
いつか大きい球体を盛り重ねて作りたい。
そのために日々精進していきますよ!
