春休みを利用して東京方面に遊びに行ったので、その時に撮影した信号機について記事を書いていきたいと思います。

今回はブルーアーカイブのイベントのついでで撮影したものがメインなため、撮影灯器数は少なめになります。


①RRR/RYR 灯器

大田区のコンテナターミナル前に設置されている特殊な信号機です。

表示板に書かれてある通り、コンテナ車専用の信号機となっております。


RRR灯器は通常は左赤と真ん中の赤が交互点滅し、歩行者横断用の押しボタンを押すと右の赤が点灯する仕組みです。



RYR灯器は常時左赤点滅でこちらも歩行者横断用の押しボタンを押すと黄→赤になります。ちなみにですがRRR灯器とは独立した制御となっており、横断歩道を渡り切るには最低二回は押しボタンを押さなければいけません。

RYR灯器はコンテナターミナル出口方向に二機設置されております。






東京都では信号灯器のLED化率は100%となっていますが、ここの交差点は統計に含まれていないようです。

撮影時は朝早くであり、コンテナターミナルが閉鎖されていたため、トラックどころか自転車や歩行者などの通過も一切ありませんでした。


②三工社銘板 警管薄型灯器

一見、東京名物のただの日本信号製薄型灯器(警管仕様)に見えますが、銘板を見ると「株式会社 三工社」と印字されております。現在では三工社銘板の信号灯器は東京・埼玉・山梨などのごく一部でしか見ることができない超レア物になっております。

形式はSTL001 製造年月は2008年6月製です。

こちらは先程のコンテナターミナルの灯器のすぐ横にある交差点のものです。


③京三PAT薄型歩灯 警管仕様かつ面拡散ユニット

警管仕様の薄型歩灯は多くのものが素子露出形式のユニットが採用されていますが、こちらのものは大阪などの多くの地域で見られる面拡散タイプのユニットが使用されています。このタイプは都内ではかなり珍しいのではないでしょうか?


④京三PAT薄型歩灯 警管仕様 三協経過付きユニットに換装

先ほどと同じく京三PAT歩灯ですが、こちらは経過付きの三協高分子製ユニットに換装されています。都内ではこのような経過化に際して三協、もしくは信号電材のユニットに換装するケースが年々増えてきています。

この交差点ではロングフードのものとショートフードのものの2種類が設置されています。


経過化されたものは銘板の下にこのようなステッカーが貼られています。


⑤小糸PVTK薄型歩灯 警管仕様 三協経過付きユニットに換装

先程の灯器と全く同じものに見えますが、こちらは小糸銘板のものです。こちらも三協の経過付きユニットに換装されております。


⑥京三VAT薄型灯器 アスタリスク配列

一般的にこの時期であれば、京三も日本信号も日亜化学ユニットを採用しているはずですが、こちらの灯器は2007年にもかかわらず前世代のアスタリスク配列が使用されております。何かしらの理由があってこの辺りの時期のみアスタリスク配列が復活したのでしょうか?


1日目の撮影灯器は以上となります。他にも撮影しているものはありますがその中で珍しいもののみピックアップして紹介することにしました。

2日目の記事も近日中にアップします。